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口てい疫 新たに感染の疑い

5月11日 15時59分

家畜の伝染病、口てい疫が宮崎県内で相次いでいる問題で、宮崎県は、新たにえびの市の農場の牛に感染の疑いがあると発表しました。これで、処分の対象になった牛と豚は7万6800頭余りになりました。

宮崎県内では、先月20日以降、口てい疫に感染、または感染の疑いがある牛や豚が、川南町、都農町、えびの市で相次いで見つかっています。宮崎県は、11日午前、新たにえびの市の1か所の農場の牛1頭に感染の疑いがあると発表しました。えびの市で感染の疑いがある家畜が確認されたのは、これが3件目で、今回の農場は、えびの市で最初に感染の疑いがある牛が見つかった農場とおよそ1キロ離れています。宮崎県は、この農場で飼育されている牛18頭と同じ農家が管理するえびの市内の別の農場の牛11頭のあわせて29頭を処分することにしています。これで、口てい疫に感染や感染の疑いがある牛や豚が見つかったのは、宮崎県内の三つの市と町のあわせて68か所で、処分の対象になった家畜は7万6800頭余りになりました。