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大分 口てい疫拡大防止で消毒

5月11日 19時4分

宮崎県で相次いでいる家畜の伝染病「口てい疫」の感染拡大を防ぐため、大分県は、宮崎県との県境の国道で通行する畜産関係の車の消毒を始めました。

消毒が始まったのは、宮崎県と接する大分県佐伯市の国道10号線と国道326号線の2か所です。このうち佐伯市宇目の国道326号線では、道の駅の駐車場に消毒場所が設けられ、牛を載せたトラックなど畜産関係の車にマスクや防護服を身につけた県の職員が消毒液を吹きかけていました。消毒が終わった車のドライバーには、大分県が発行する消毒済みの証明書が渡されました。この消毒は自主的なもので、大分県豊後大野家畜保健衛生所の赤峰正雄所長は「口てい疫の感染を防ぐためにも、畜産農家の方は積極的に消毒を行っていただきたい」と話していました。国道での消毒は今月末までの予定ですが、大分県は感染の状況を見て期間の延長も検討するということです。