NHK宮崎県のニュース 宮崎放送局
口てい疫疑い 新たに11か所
宮崎県内で相次いでいる家畜の伝染病口てい疫の問題で、新たに川南町の11か所の農場の牛や豚に感染の疑いがあることがわかり、処分の対象となる牛や豚は、さらに1万2000頭余り増えてあわせて7万7000頭近くとなりました。
宮崎県内では先月20日以降、口てい疫に感染、または感染の疑いがある牛や豚が、川南町、都農町、えびの市のあわせて56か所で見つかっていました。
宮崎県は10日夜、新たに川南町にある11か所の農場の牛や豚、あわせて23頭に感染の疑いがあり、これらの農場で飼育されているおよそ1万2500頭の牛や豚をすべて処分すると発表しました。これで、感染の疑いはあわせて67か所、処分の対象の家畜は、およそ7万6800頭となりました。県によりますと、このうち、処分して埋める作業まで終わったのは、きのう午後3時現在でおよそ2万8000頭だということです。
このため、10日宮崎県を訪れた赤松農林水産大臣は、県外から宮崎に派遣する獣医師をこれまでの2倍の100人程度に増やし、10人だった九州農政局の派遣職員も100人程度に増やす考えを示しています。
宮崎県では災害派遣の自衛隊員なども含めて態勢を強化し、作業を急ぐことにしています。
05月11日 09時25分
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