入力装置
(キーボード・マウス)


キーボードは、キーを指でたたいてコマンド(命令・指令、コンピュータでは、処理装置に指示する言葉のこと)や文字を入力するための機器で、マウスとは、ねずみの形状をしているため「マウス」と呼ばれており、机の上でマウスを動かすとディスプレイ上に『マウスポインタ』と呼ばれる「白い矢印」がマウスの動きに合わせて移動します。アプリケーションソフトやメニューをポイントしクリックすることでコマンドを実行します。


キーボード

標準的な日本語用「109キーボード」(109個のキーが配置されている)です。キーボードは、パソコンに命令を与える道具です、前の説明で「キーを指でたたく」と表現していますが正しくは『押す』です。でも『押す』では「押しっぱなし」になる危険性があります、キーの押し方は『押した後すばやく離す』です、長く押して良いキーは『shift』『ctrl』『alt』の3つだと思ってください。ノートパソコンは小さいため「テンキー」および一部のキーが省かれています。文字・数字キー以外の記号・機能キーの一部は製造メーカーによっては一部異なる場合も有ります。



主なキーの読み方と機能について


キー
読み方
機能
Escエスケープ アプリケーションソフトによって違いが有るようですが、一つ前の操作を取り消すときに使います。操作を間違ったときに取り消す機能がある。
半角/全角ハンカク/ゼンカクディスプレイに表示する文字を、英数または日本語(かな)に切り替えを行う。
(押すたびに、言語バーの”入力モード”が『A』と『あ』に切り替わる。)
BackSpaceバックスペースカーソルの直前の1文字を消します。
線・画像等を挿入した後、その部分を選択後、押すと削除できる。
Tabタブスペースキーよりも広い空白を挿入する。
CapsLockキャプスロック英字の大文字・小文字の入力を切り替える
(英字入力時、Shiftキーを押したままCapsLookキーを押し、『abc』と入力すると『ABC』と表示される。解除するときは再度、Shiftキーを押したままCapsLookキーを押す。)
Enter
Return
エンター
リターン
改行を挿入したり、入力内容を確定します。
ShiftシフトShiftキーを押したまま、他のキー(文字・数字・記号)を押すと、各キーの左上にある『記号・文字』を入力できる。!”#$など
単独でこのキーを使うことはありません、他のキーと組み合わせて使います。
Ctrl
Control
コントロール単独でこのキーを使うことはありません、他のキーと組み合わせて使います。
Windowsウインドウズ「スタート」のメニューを開きます。
Altオルト単独でこのキーを使うことはありません、他のキーと組み合わせて使います。
文字の書いてないキースペースキー通常は1文字分の空白(スペース)を入力するときに使います。
日本語入力のとき、入力した文字の変換に用います。
アプリケーションアプリケーションマウスの右クリックと同じで、ショートカットメニューを開く。
PrintScreenプリントスクリーンディスプレイに表示されている画面をクリップボードにコピーするときに使う。
Delete
Del
デリートカーソルの直後にある1文字を消します。
PageUpページアップ画面に表示されている内容を1画面分先頭方向に移動させる。
PageDownページダウン画面に表示されている内容を1画面分後方に移動させる。
NumLockナムロック押すたびに「オン」・「オフ」が切り替わる、対応ランプがあり、「ON」のときは点灯し、「OFF」のときは消灯する。通常パソコンの起動と同時に「ON」になっています。
「ON」の時には、「テンキー」の使用が出来る。

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記号の読み方

キー
読み方
キー
読み方
キー
読み方
!
イクスクラメーション
感嘆符
"
ダブルクォーテーション
#
いげた、ナンバー
ハッシュマーク
$
ドルマーク、ダラス
%
パーセント
&
アンパサンド、アンド
'
シングルクォート
(
丸かっこ(開く)
)
丸かっこ(閉じる)
=
等号、イコール
-
ハイフン、マイナス、
負符号
~
チルダ
^
ハット、キャロット
|
パイプライン、縦線
\
円マーク
`
アクサングラーブ、逆クォート
@
アットマーク、単価記号
{
中かっこ(開く)
[
大かっこ(開く)
+
プラス
セミコロン
*
アスタリスク
コロン
}
中かっこ(閉じる)
]
大かっこ(閉じる)
<
不等号(より小)
,
カンマ、コンマ
>
不等号(より大)
.
ピリオド、ドット、終止符
クエスチョンマーク、疑問符
/
スラッシュ
_
アンダーバー
バックスラッシュ
(使えません)


主なファンクションキー

ファンクションキーとは、キーボード上の「F1〜F12」のキーのことです。それそれに機能が割り当てられていますが主な部分を説明します。

キー
機能
F4
Woed,Excelにおいて直前の操作を繰り返す。Excelでは更に、絶対参照する場合使用する。
F6
入力した文字を、確定する(Enterキーを押す)前にF6キーを押すと「ひらがな」に変換する。
F7
入力した文字を、確定する(Enterキーを押す)前にF7キーを押すと「全角カタカナ」に変換する。。
F8
入力した文字を、確定する(Enterキーを押す)前にF8キーを押すと「半角カタカナ」に変換する。
F9
入力した文字を、確定する(Enterキーを押す)前にF9キーを押すと「全角アルファベット」に変換する。
F10
入力した文字を、確定する(Enterキーを押す)前にF10キーを押すと「半角アルファベット」に変換する。

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マウスの使い方


マウスは、親指と薬指で軽く挟み、人差し指を「左ボタン」中指を「右ボタン」にのせて軽く握ります。
パソコンを操作する場合、画面上に表示されるアイコン・文字・ボタンを、マウスを移動させマウスポインタ(『白い矢印』のこと)指し示し(『ポイント』するといいます)マウスのボタンを押す(クリックすると言います)事でほとんどの操作を行います。マウスの基本的な使い方を覚え、マウスを操作するコツをつかみましょう。
各ボタンの呼称
マウスの上部分に左右2つのボタンと真ん中にホイール(くるくる回る輪)またはボタンが有ります。左から、左ボタン、スクロールボタン、右ボタンといいます。
右ボタンと左ボタンを指で押して直ぐ離すことを『クリック』すると言います。スクロールボタンは回したり、上下に押し上げたり、下げたりすることで画面を上下させる(スクロールするといいます)ことができます。
クリック
ポイントした後、左ボタンを「カチッ」と1回押して直ぐ離すことを『クリック』と言います。
通常、「クリックして下さい」と言ったら、「左ボタンを1回押すこと」を言います。
ダブルクリック
ポイントした後、左ボタンを「カチッ」「カチッ」と2回連続して押すことを『ダブルクリック』と言います。
ドラッグ
ポイントした後、左ボタンを「カチッ」と押し込んだままマウスを移動させること>を『ドラッグ』と言います。
目的とする位置までポインタを移動たら左ボタンから指を離してください。
右クリック
ポイントした後、右ボタンを「カチッ」と1回押して直ぐ離すことを『右クリック』と言います。
通常、右ボタンを押す場合は、「右クリックしてください」と言います、『クリック』と『右クリック』は結果が異なります注意してください。
スクロール
縦に長いホームページなどを見る場合、このスクロールボタンを操作する(う上に回したり、下に回したりする)ことで、画面をスムースに移動させることが出来ます。
ただし、縦方向のみの移動で、横方向へは移動しません。

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マウスポインタ

マウスポインタとは、マウスの動きに合わせて移動し、パソコンの画面に表示される『矢印の形をした絵』のこと。マウスを動かして、対象オブジェクトやメニュー項目などをマウスポインタで指し示すことを『ポイントする』と言います。
状況によりその形が変わります。
      ※マウスポインタの形はそれなりの意味を持っています、ポインタの形に注意を払ってください。


主なマウスポインターの形と意味


形状
機能
通常の形です。
ファイルやフォルダをポイントしクリックまたはダブルクリックすることでファイルやフォルダを開いたり、起動させる。
ヘルプ選択のマーク。
処理中です、待ってください。
表示されている画面の上下の枠をポイントし、矢印の向いている方向にドラッグすることで、上下を縮小したり拡大したりすることが出来る。
表示されている画面の左右の枠をポイントし、矢印の向いている方向にドラッグすることで、左右を縮小したり拡大したりすることが出来る。
表示されている画面の右下角・左上角をポイントし、矢印の向いている方向にドラッグすることで、画面全体をを縮小したり拡大したりすることが出来る。
表示されている画面の左下角・右上角をポイントし、矢印の向いている方向にドラッグすることで、画面全体をを縮小したり拡大したりすることが出来る。
目的とするものが、移動可能な状態。
選択したウインドウや画像の上で、マウスポインタがこの形になったら、ドラッグすることで移動することが出来る。
リンク選択状態。
Webページなどに移動(リンク)出来る場合は、その場所をポイントすると、このマークになる、クリックすることで移動できる。
テキストの選択。
Word・Word Patで余白以外の入力可能な場所をポイントすることで、「入力できますよ」と言う状態を示すマウスポインタ。
クリックすると、カーソルが挿入され、ドラッグすると範囲選択をすることが出来る。
利用不可。
利用できませんと言うしるし。
EXCEL(エクセル)において、ワークシートの「セル」の上にマウスポインタが有る時の形。
セルの上でクリックするとセルをアクティブセルにし、ドラッグするとセルの範囲指定をする。
セル内でダブルクリックをすると、カーソルが表示される。
アクティブセルの右下角に有る■をポイントする事でこの形になる。
連続データの作成(オートフォーマット)や、データをコピーします。
下の形と似ていますが、線の太さが違いますし、用途も違います。
線を引いたり、図形を描くとき(オートシェイプを利用するとき)この形になります。
この状態のときドラッグすれば、線または図形が作成できます。
上の形と似ていますが、線の太さが違いますし、用途も違います。
Wordにおいて表の列幅、Excelにおいてはセルの列幅を変更する場合、ポインタをWordの場合は縦線上、Excelの場合は列番号の縦線上に移動するとこの形になる。この形になったとき、ドラッグして幅を調整するか、ダブルクリックする(列内の最も長い文字列にあわせて自動調整される)。
Wordにおいて表の行幅、Excelにおいてはセルの行幅を変更する場合、ポインタをWordの場合は横線上、Excelの場合は行番号の横線上に移動するとこの形になる。この形になったとき、ドラッグして幅を調整する。
Excelにおいて、行全体を選択する時、行番号をポイントするとこの形になる。その時点でクリックすれば、行全体を選択できる。また、そのまま上下にドラッグすれば、その位置を基点として複数行範囲指定することができる。Wordでは、表の挿入後、セル左端をポイントするとこの形になり、クリックすることでセル全体を選択する、またそのまま左右・上下にドラッグすれば、その位置を基点として複数行範囲指定することができる。
Excelにおいて、列全体を選択する時、列番号をポイントするとこの形になる。その時点でクリックすれば、列全体を選択できる。また、そのまま左右にドラッグすれば、その位置を基点として複数行範囲指定することができる。Wordでは、表の挿入後、列のすぐ上をポイントするとこの形になり、クリックすることで列全体を選択する、またそのまま左右にドラッグすれば、その位置を基点として複数行範囲指定することができる。
オートシェイプで作成した線・図形の上をポイントするとこの形になる、そのままドラッグすれば線・図形の移動が出来る。また Wordで表を挿入した時、表の左肩のハンドルをポイントするとこの形になり、クリックすると表全体を選択し、ドラッグすれば移動できる。
線や図形をコピーするときこの形になる。線や図形をポイントすると前の項目で説明した形になり、その時、「Ctrl」キーを押すとこの形になる、そのままドラッグすれば線・図形の貼り付けが出来る。
図形の回転を選択したとき。回転ハンドルをポイントした時この形になり、ドラッグすると図形を回転させることが出来る。
上の回転ハンドルをポイントし、ドラッグし始めるとこの形になる。

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