2008年12月30日 |
2008年3月22日 |
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この日は人生で忘れられない日になりました。 水牛達が長い検疫を終え、当牧場に到着した日です。まだ工事中ですが牛舎だけはなんとか間に合いました。 10人ほどの牛運びのヘルパーの方々と20頭全てを牛舎へ入れ、オス二頭もほどほどに仲良くやってくれて一安心です。 『では放牧地へ放してみるか』と二頭ほど入れてみます、大丈夫そうです。 ではと20頭全てを放し、長い検疫で繋がれたまま、そして成田から陸送で窮屈な状態で運ばれた彼等は大喜びです。 ヘルパーの方々も「よかったよかった」と帰ってゆきます。 かたずけなどをして少しすると軽トラで山の上に行って水牛達を見に行きました
〔いません、、、〕
あれ?また下にでも行ったかな、、、と戻っていると工事の大工さんから携帯に電話が鳴りました。
「すっ水牛が出ちゃってますよ!」 「本当ですか!」
急いで下に戻る途中、水牛達が柵を破り牧場の敷地と森の境をウロウロしているのが遠くに見えました、
「山狩りだ、、、、、」覚悟を決めました。 猛スピードで山道を走り、先回りをして、忍者のように斜面を駆け上がり「ウオーッ」と叫びながら追いやります。必死です。 敷地に戻っても20頭が徒党をなして走り回り手がつけられません
「なんてことを始めてしまったんだ、、、、、」後悔ではなく、これからの課題が頭を巡ります。勝手に牛舎に戻った水牛達を何度も数えました。
まあそんな感じで始りまして、次の日はどしゃ降り。ひとりぼっちで『これからどうなるんだろう、、、、』と恐ろしくなったのを覚えています。
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