ドワンゴ:10年3月中間期予想、純利益4倍の8億円に上方修正、着うたフル、ニコニコ動画の有料会員数が順調に推移

【5月11日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 携帯向け音楽配信や『ニコニコ動画』を展開するドワンゴ(東1:3715)は11日、2010年3月中間期の連結業績予想を修正し、純利益を従来予想2億8000万円から前期比4倍の8億6700万円に引き上げた。モバイル事業で従量課金が減少し、売上高は予想を下回る見込みだが、着うたフルサイトを中心に月額有料会員数が順調に推移し、経費の削減も加わり、利益は予想を上回る見通し。「ニコニコ動画」のプレミアム会員数も順調に推移しているとしている。

営業利益は同5億円から前期比同2.9倍の11億8100万円に、経常利益は同4億5000万円から同3倍の11億6700万円に、それぞれ引き上げた。一方、売上高は同163億円から同22%増の160億9000万円に引き下げた。【了】