maakun
2010-04-04 23:21:34

お祭り見物してますた(笑) 浅見社長さんへの返信

テーマ:その他
ちょっとネット環境から離れておりましたら

前回の記事で引用していた花風社 浅見社長さんのブログに
わたくしの前回書いた記事についてのコメントがアップされていました。

おおお・・・
御社の本は5冊持っていますし
何人かのママにはお勧めしましたし
ニキさんの本は 子供がお世話になっているNPO法人のスタッフに
現在貸し出して(ヘルパーさんの給料は安いので。。ごめんなさい)います。

なにせ、浅見社長さんのブログにコメントできないので
自分のブログに書きましてすみません。
(会社にメールを送ればいいのかもしれませんが・・)

お祭り見物

内山先生が
浅見社長をネット上で誹謗中傷するご自身の患者さんの暴走を
止めようとした支援者の方の動きも封じられた?とのことですが

想像にすぎませんが

その支援者の方も 社長さんと同様の騒動に巻き込まれる
可能性があったから かもしれませんよ。

また新たな介入によって 患者さんご自身の収拾もつかないようになるかもしれず
患者さんを守るためにも 刺激的なことは(避けれるものは)避けたかったのかもしれません。

まだ何も起こってない先から 精神科医のできることは限られています。
強いて言えば薬の増量でしょうか・・・?
(それもあくまでも 患者さんが主治医が処方した薬を飲んでくださる あるいは薬の種類や量が
その病態に合っているという大大大前提のもとで)
よっぽどの場合、医療保護入院とか措置入院とかいう形で強制手段に出れますが
人権とのからみがありますので、本当に緊急性を要する自傷他害の場合のみ使われる伝家の宝刀です。

また 本当に 上記の仮定だったとしたら 実際におこるかどうかもわからないことを 
主治医が浅見社長さんや支援者におおっぴらに話すことは
既成事実として独り歩きする可能性もあり、ためらわれるのではないでしょうか。
精神障害は 一般的に ただでさえ色眼鏡で見られる障害ですから。



私は主治医ではありませんから こういう想像(妄想?)で無責任なことも書けますけど。
実際に主治医だったら 「自分が悪者になってもいいから 黙っておこう」と思うでしょう。

患者さんが暴走しているのをコントロールできなかったのは 浅見社長さん的に
ご不満なのはとてもよくわかりますが、精神科医であっても難しい・・だろうと思います。
まさに司法の出番 なのでしょう。アスペルガーであれば ルールということで
むしろ 主治医の説得よりも 納得しやすいかもしれません???


「医者ならなおせんといかん」

世間の方がそう思われるのは まったくごもっともですし、
そうおっしゃる方はかっこいいのですが

精神疾患に限らず 身体疾患でも
治っていくのは 基本的に患者さん自身の力で治っていくのであり
医療というのは そのお手伝いをしているのにすぎません。

再生医療が発達すれば 本当に他動的に治るかもしれませんけど。







コメント

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1 ■理解されないのでは?

気持ち良く受け取って頂けないコメントかもしれませんが、ご了承下さい。
外野から浅見社長の被害と高砂医師(仮)の対応を見ていましたが、このような擁護的な考え方は一般的には被害者には理解されないと感じました。
医師というアイデンティティーを離れる事が難しくて擁護したくなるのかもしれませんが、医師は医師である前に一人の社会人であり人間ですよね?
浅見社長が不満に思っているのは高砂医師(仮)の不誠実な態度なのだと思いますが?
誠実さの有無と、責任の有無を混同されていると、心根のきれいな人間には恨みを買う事になるのではないでしょうか?
医師にとって重要なあたりまえの倫理観が問われた事件だったと感じます。
倫理観というものは知的な高さや地位とは比例しないものだと、また見せてもらいました。
失礼しました。

2 ■理解されないかも

理解されないかもしれないですが

別に私が医者だから 彼を擁護しているわけではありません。
精神医療に限らず、身体医療でも いろんな背景から患者さんのプライバシーを守らないといけないことは あります。
(法律でいえば 医師には守秘義務が課せられていますし)
法廷の場であれば (必要があれば)主治医が
話すでしょうけど。

お二人のやりとりを直接拝見しているわけではなく、またお二人とも面識がありませんので、真実はわからないのですが、精神医療という特殊性から もしかしたらこんなことかも・・と憶測(妄想?)を語ってみました。憶測が外れている可能性ももちろんあります。

たとえば私の知っている精神科医は「奥さんであっても患者さんの診断名や病態は話さない」と言っています。その患者さんのことで 奥さんは非常に悩んでいて、困っているのに・・です。理由は主治医が病名や病態を話すことで 患者さんが離婚される可能性があるからということでした。
そういうことも一般的には 奥さんに対して主治医が不誠実な態度をとっていると思われると思います。医者は患者さんに誠実かどうかが どちらかといえば問われる職業だと思います。精神科の場合は 誰に誠実でないといけないか あちらをたてればこちらが・・となりやすいでしょう。双方にいいようにはなかなかなりません。

ただ、今回のケースがそういう事情だったのかは
もちろん私にはわからないです。

自分のことをいえば誠実に患者さんやご家族に対応しているつもりなのですが、年に数回は患者さんが 私に激昂しておられます。

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