米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で撮影された米モトローラ(Motorola)の多機能携帯電話(スマートフォン)「ドロイド(Droid)」(2010年1月6日撮影)。(c)AFP/Paul J. RICHARDS
【5月11日 AFP】米グーグル(Google)が開発した携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」を搭載した多機能携帯電話(スマートフォン)の市場占有率が、2010年1~3月期に米アップル(Apple)の「iPhone(アイフォーン)」を初めて上回った。米市場調査会社NPDが10日に発表した調査結果で明らかになった。
アンドロイド搭載端末の市場シェアは28%、iPhoneは21%。アンドロイドを搭載した米モトローラ(Motorola)のスマートフォン「ドロイド(Droid)」や台湾の宏達国際電子(High Tech Computer、HTC)の「ドロイドエリス(Droid Eris)」の好調な売れ行きが、市場シェア率押し上げの要因となったとNPDは分析している。
トップはカナダ携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(Research In Motion)のブラックベリー(Blackberry)で、市場シェアは36%だった。
グーグルは、自社端末「ネクサス・ワン(Nexus One)」にアンドロイドを搭載しているほか、携帯端末メーカーなどにもアンドロイドのアプリケーションソフトウエアを無償で公開してきた。
NPDは、消費者の市場動向に関するオンライン調査を毎月、実施しており、今回の結果は、この月例調査に基づいたもの。統計には、法人利用の携帯端末は含まれていない。(c)AFP
AFPBB News トップへ
ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。
拡大して見られた人気写真ランキング。会員登録で拡大写真が見られます。登録は無料で簡単。