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2010年5月10日(月) 19:30 |
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豊島産廃、新しい処理方法導入も
香川県豊島に不法投棄された産業廃棄物の撤去問題で、香川県の真鍋知事は「期限である2012年度までに産廃の撤去を完了するため、島民の理解をえて産廃を水で洗浄する、新たな処理方法の導入を進めたい」と述べました。
香川県は、現在、2000年の公害調停合意に基づき、汚染された土壌を隣の直島に運び溶かす焼却溶融という方法で処理し、これまでに56%の処理が終わっています。 しかし、香川県は、このままでは期限とされている2012年度までの完了が難しいとして、現在の方法に加え、産廃を島の外に運び水で洗浄するという新たに開発された方法で、処理する方針を住民に示しています。 真鍋知事は、必要ならば公害調停合意の条項を修正した上で、2012年度の完了を目指したいと述べました。 これに対して住民からは、県の説明が不十分だなど慎重な意見も出されており、さらに県側に詳しい説明を求めていく方針です。
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