2010-03-16
鬱(うつ)が改善する題目のあげ方
あなたはこんなことを聞いたことはありませんか?
「うつの人に題目をあげさせたらいけない・・・。」
正確には、「うつの人に題目を強要してはいけない」です。無理強いはいけません。しかし、本人が意志を持ってやることは、大変素晴らしい事なのです。
個人差がありますので一概には言えないのですが、薬を飲んでいる人ですら、調子がいい時と悪い時の波があります。調子がいい時にできるだけ唱題しといて、調子が悪い時は無理せず休んだ方がいいです。見守る人が周りにいるならば、代わりに題目をあげてやればいいでしょう。
今回取り上げるのは、「薬を飲んでない人」です。「軽うつ」だったり、うつじゃないんだけど気分が憂うつだったり、寝つきや寝起きが悪い、またはストレスがたまってるっぽい人など、「医者にはかかってないけど何だか調子が良くない」人向けの題目のあげ方です。
知ってる人もいるでしょうが、「セロトニンという神経伝達物質」があります。これが何らかの形で不足すると、「うつ」だったり、その他諸々の体調不良に見舞われます。ですから、「セロトニンをより出せるような題目」をあげれればいいんですよね。
普通の感覚ならば、「セロトニンが正常に出ますように」なんて祈りを込めたくなると思いますが、実は自分の意志で出そうとしても出るもんではありません。むしろ「セロトニン不足」のまま唱題すると、けっこう唱題が苦痛に感じたりするのです。
ではどうしたらいいのかと言うと、「腹式呼吸をしながら意識はお腹の動きに向け、祈りを込めずに『妙』の字を見ながら唱題」してください。やったことはないですが「座禅」みたいな感じかなと。必死に祈るというよりも、穏やかに唱題するという感覚です。それで15分もあげていれば、「セロトニン不足はいくぶん緩和」されると思います(もちろん個人差はありますし、服用した時みたいに大量に出る訳ではありません)。
一日や二日カロリー制限した位で何キロもダイエットできないように、一回や二回やった位で、「セロトニンが正常に出るようにはならない」のです。「セロトニン不足は生活習慣病」なので、正常に出るのが当たり前になるまで毎日実践する必要があるのです。それでもままならない場合は、信頼できる医療機関に必ずかかってください。でないと、日に日に症状が悪化している可能性もあるので。
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━━━━━━━━━━━━━━◆◆つぶやき◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
ポイントは「腹式呼吸」です。呼吸法は、吸い込む時間よりも吐き出す時間を長くなるように意識してみてください。ゆっくり吸って吐く感じですね。空き時間を見つけて、普段から実践してみるといいですよ。
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◆あとがき◆
昨年の「3.16」は4時間唱題をしていた。今年はたったの・・・(泣)