4回、カサレスのパンチを浴びる名城=大阪府立体育会館(撮影・保田叔久)
「WBA世界Sフライ級タイトルマッチ」(8日、大阪府立体育会館)
名城信男(28)=六島=に雪辱を果たしたウーゴ・カサレス(32)=メキシコ=は会心の勝利に胸を張った。「効いたパンチは鼻に一発だけ。名城でなければ半分のパンチを受けた時点で倒れていただろう」と豪語した。昨年9月の前戦では試合前に左足かかとを負傷していたが、今回は万全の状態だった。次戦は8月上旬にメキシコで予定。「対戦相手はゆっくり考えるが、名城との再戦も選択肢のひとつ。彼は再戦の機会を与えるに値するサムライだ」と3度目の対戦にも前向きな姿勢を見せた。
(2010年5月8日)