宮崎県川南町にある2軒の農場で、4日、新たに口蹄疫に感染した疑いのある豚が確認されました。殺処分される豚は、この2軒だけで、1万8000頭あまりにのぼります。
4日、口蹄疫に感染した疑いのある豚が新たに確認されたのは、宮崎県川南町の2つの農場で、合わせて豚6頭に口蹄疫の陽性反応が確認されました。
この農場で飼育している豚は、それぞれ1万5000頭と3000頭で、全ての豚が殺処分されます。殺処分の対象となる牛や豚は最初の発生から13日間でおよそ9000頭でしたが、4日、この2件が加わったことで、一気におよそ3倍に増えました。
宮崎県によりますと、口蹄疫は牛や豚などの病気で、人に感染することはなく、感染した牛や豚の肉が市場に出まわることもないということです。(04日23:48)