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プロボクシングWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(8日)で判定負けし、王座陥落した名城信男(28)=六島=が一夜明けた9日、海外で前座からの武者修行も辞さない覚悟を示した。新王者カサレスとの再々戦も含め、メキシコでの再起プランを模索する。
プライドを捨てて裸一貫で勝負する。この日、奈良市内の病院で受けたCT検査では異常なし。枝川孝会長が「リスクが大きくても海外でやるのも一つ」と話すと、名城は「いい選手となら前座でもノンタイトルでも構わない」と意欲を見せた。
カサレス側から再戦OKの意思表示があったが、チャンスがあれば階級転向も辞さない。試合内容に「ポイントに反映されるボクシングをしなければ」と反省も忘れず、史上4人目の3度目の王座奪取へ早くも心は動き出していた。
(2010年5月10日11時08分 スポーツ報知)