社会

JAL 福岡線の搭乗率が確定
(静岡県)
日本航空は10日、3月の輸送実績を発表した。これにより搭乗率保証が導入された福岡線の搭乗率が確定し、県は日本航空から1億5000万円余りを請求される見通しとなった。無償搭乗者を除いた3月の福岡線の搭乗率は84.1%で、去年6月に静岡空港が開港して以来、最も高くなった。これにより2009年度の搭乗率は64.5%となり、搭乗率保証制度の基準に5.5%届かなかった。搭乗率保証制度では不足分1%につき県がおよそ2870万円の運航支援金を支払うことになっていて、県の試算では日本航空から1億5785万円が請求されることになるという。川勝知事はこの請求に応じない姿勢を示しているが、日本航空側との交渉も難航しているため、先行きは不透明。
[ 5/10 18:40 静岡第一テレビ]