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民主党安住淳衆院議員「月刊アズMIX」

平沼・与謝野新党「立ち枯れ」にならないこと祈る

城島のタオルマフラーをかけ、阪神を鼓舞する安住氏。木村コーチの死去にはしんみり

 政治ニュースは“平沼・与謝野新党”一色のきょうこのごろ。安住淳衆院議員(48)はこの動きも「民主党の参院選には影響なし」との見方だ。一方で「生方の乱」や「ハマグリの変」、郵政改革法案を巡るゴタゴタや、米軍普天間飛行場移設問題についての鳩山由紀夫首相(63)の迷走発言など、民主党と鳩山政権にも、いろいろ起きた。安住氏はこれらが浮かび上がらせた課題を分析。参院選に向け「4月は命運がかかる月」と、気を引き締める。

 ◆民主に影響なし

 ―新党は「たちあがれ日本」の党名に。

 「稲も長く伸びると立ち枯れになる。『立ち枯れニッポン』にならないことを祈ります…。(新党メンバーの)園田博之先生はさきがけ時代からお世話になり、人間的にも尊敬している。その方が思いあまって出て行くくらい、自民党は深刻なのかなぁと思う」

 ―民主党への影響は?

 「民主党から連動する人はゼロ。民主党の参院選にも影響はない。むしろ、今は我々が持続可能な政権政党たり得るか、が見られていることを忘れないようにしないと」

 ―「生方の乱」が勃発(ぼっぱつ)した。

 「生方さんが副幹事長に残った結末はよかったと思う。解任騒動を大きくして、傷ついたのは執行部の方だったのではないか。おおらかに包み込んでいれば…」

 ―今後への影響は。

 「騒動そのものは、軽く扱ってはいけない問題提起をし、無駄ではなかったと思う。民主党らしさとはなんぞやということを世の中に問いかけた」

 ―中井洽国家公安委員長の「ハマグリの変」も。

 「67歳だっけ? 若いねー。30歳も年下の人とデートなんて、そうそうできないよね。まぁ独身だし、プライベートな交際は何ら問題ないと思う。危機管理上、SPを帰したのはまずかったが、SPと3人でデートしても盛り上がらないだろうし、そこは悩ましいところだね」

 ―ところでご自身も週刊誌に載ったが?

 「いやー参っちゃったね。ちょっと目立つとすぐ悪口書かれることはあっても『キャバクラ三銃士』って、根も葉もありません。おつきあいで“夜のクラブ活動”には行っても、キャバクラなんて行ったこともないよ」

  ―本当?

 「本当に行ったことない。それに『NHK時代から女癖が悪い』と書いてあったけど、それもありません。もともとNHKの同僚である妻が一番よく分かっています」

 ―ところで郵政改革法案を巡るゴタゴタだが。

 「ここでまた、政調がないことの問題点が端的に表れた。党に調整機能があれば、まず最初に国民新党と民主党がドンパチやって、対立しながらも、ほかの金融機関への影響、郵政の経営状況の厳しさを考えながら落としどころを見つけ、閣僚に上げて最後に総理が決断する。これがきれいなやり方だし、民意を吸い上げることにもなる」

 ―亀井金融相と菅財務相の対立が注目された。

 「調整機能がないので結局、閣僚間でむき出しのぶつかり合いになってしまう。今回は存在感の大きい方、亀井山が押し出しで勝ち~という感じで終わった。今後、やはり政策調整のための政調は必要になっていくのではないか」

 ―普天間問題では、首相の発言がまた迷走した。

 「質問されると答えちゃうんだよねー、優しいから。もう、秘書官が脇で控えて、言っちゃいけない部分は口の前にバッテンの札を出すとかするしか…。普天間だけではなく、政治とカネに関しても、4月は命運のかかった月。ここを踏ん張らないと参院選に向けて一気に坂道を下る。総理には何とか頑張ってほしい」

 ◆ 木村拓コーチ残念

 〇…安住氏は今年も阪神に熱視線を送る。横浜、広島相手に好スタートを切りながら、中日に3連敗の“自軍”にゲキ。「つなぎの野球ができていない。先制点をとられた後に追いつけない。先発投手の安定感がない。ここを克服しないと、優勝戦線には残れない」。亡くなった巨人の木村拓也コーチについては「ボクが監督なら、ここぞの場面で頼りにしたい選手だった。試合に出られないつらさも知っており、いい内野手を育てられる人だった」としんみりしていた。

 ◆安住 淳(あずみ・じゅん)1962年1月17日、宮城・石巻市(旧牡鹿町)生まれ。47歳。早大社会科学部卒業後、NHKに入社。東京報道局政治部記者として、総理官邸や自民党を担当。退社後の93年、新党さきがけなどの推薦で衆院選に初出馬するも落選。96年、民主党の公認で初当選し、現在5期目。前原誠司代表のもとでは党選対委員長を務め、昨年5月の代表選では岡田克也氏を推した。ほかにも副幹事長、国対委員長代理などを歴任。「TVタックル」などテレビ番組でもおなじみの論客。家族は妻、長女、長男。好きな歌手はEXILEと前川清。血液型A。

(2010年4月9日06時00分  スポーツ報知)

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