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宮崎 処分対象6万4000頭

5月10日 6時29分

宮崎県内で家畜の伝染病、口てい疫の影響はさらに広がり、これまでに処分の対象となる牛や豚はあわせておよそ6万4000頭に上っています。

宮崎県内では、先月20日以降、口てい疫に感染または感染の疑いがある牛や豚が、川南町、都農町、えびの市で、相次いで見つかっていましたが、9日にはさらに、川南町の7か所の農場で、牛と豚あわせて12頭に感染の疑いがあることがわかりました。宮崎県は、これらの農場で飼育されている1928頭をすべて処分すると発表しました。これで感染の疑いは56か所、処分の対象となる家畜はおよそ6万4400頭に上っています。宮崎県によりますと、このうち、9日までにおよそ9300頭については処分して埋める作業が終わり、4万5400頭については、埋める場所が確保できたということです。しかし、およそ9700頭については、まだ埋める場所が確保できていないということで、宮崎県は対応を急ぐとともに感染の拡大阻止に全力をあげることにしています。