大分県知事 感染防止へ支援を
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大分県知事 感染防止へ支援を

5月6日 15時40分

宮崎県内で家畜の伝染病、口てい疫に感染した疑いがある牛や豚が相次いで見つかっていることを受けて、九州各県の知事を代表して大分県の広瀬勝貞知事が農林水産省を訪れ、感染の拡大防止など、九州の畜産農家に対する支援を求めました。

大分県の広瀬知事は6日、農林水産省の山田正彦副大臣を訪れ、宮崎県内で口てい疫に感染した疑いがある牛や豚が相次いで見つかっていることを受けて、九州の畜産農家に対する支援を求めました。具体的には、宮崎県だけでなく、隣接する熊本県、鹿児島県、大分県の農家向けにも消毒液を十分に確保するなど、口てい疫の感染拡大を防ぐ対策を急ぐことや、感染した疑いのある牛や豚の処分を余儀なくされた畜産業者に対し、資金面での十分な支援を行うこと、それに九州産の牛肉や豚肉などが今後、風評被害を受けないよう対策を講じることなどを求めました。これに対し、山田農林水産副大臣は「要望を踏まえて農林水産省として全力で対応したい」と応え、引き続き感染の拡大を防止する対策を進めていく考えを強調しました。