米国産牛肉:デモ主導者たちは現在選挙運動中(下)

ろうそくデモから2年

 ソウル市教育監候補の一本化交渉も彼らが主導した。朴錫運代表は、「2010年ソウル市民主進歩教育監候補汎市民推戴委員会(以下、推戴委)」で候補推薦委員を引き受けた。2年前、対策会議状況室で活動していたクォン・ヘジン興士団教育運動本部事務所長は、推戴委の共同事務局長を務めている。彼らは現在、ソウル市教育監の「進歩統一候補」に決まったクァク・ノヒョン候補陣営でも活動している。

 対策会議の組織チーム長だったアン・ジンゴル参与連帯社会経済局長は、汎市民団体レベルの有権者運動を繰り広げており、現在「親環境無償給食草の根連帯」の政策企画業務を担当している。

 対策会議の共同状況室長だったパク・ウォンソク参与連帯共同事務所長は、昨年4月に保釈された後、参与連帯に復帰した。今月6日にはソウル広場での集会許可を要求するデモに参加し、「政府は市民の広場を開放せよという要求を黙殺している。李明博(イ・ミョンバク)政権を今回の地方選挙で審判しなければならない」と発言した。

 一方、対策会議の行進チーム長を務めていたキム・グァンイル氏(反資本主義団体“皆と共に”運営委員)は警察の捜査を避け、逃亡中だ。同氏は最近、あるメディアとのインタビューで、「正当でないろうそくデモの捜査に応じないことがわたしの義務」と話した。なお、本紙の取材チームは対策会議の主要幹部にインタビューを求めたが、応じなかった。

オ・ヒョンソク記者

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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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