沖縄・アメリカ軍普天間基地の移設問題を巡って、民主党の有志の議員らはアメリカ自治領であるグアムと北マリアナを視察し、両知事から「沖縄・海兵隊を受け入る余地がある」との回答を得たことを明らかにしました。
「テニアンで訓練だけではなく、その他の駐留についても受け入れ余地があるのだ。また、そうしたいのだという話しを聞いた」(民主党 川内博史衆院議員)
訪問団の団長を務めた民主党の川内博史衆院議員はこのように述べた上で、グアムと北マリアナの両知事から鳩山総理宛に、沖縄・海兵隊の受け入れに関する親書を受け取ったことを明らかにしました。
また川内氏は、「沖縄県民と一心同体で国外移設を目指していくべき」として、鳩山総理に辺野古沖への基地移設を止めるよう申し入れる考えを強調しました。(10日15:49)