NHKドラマ初出演・小池徹平が“談合”と闘う若きゼネコンマンを熱演!
NHKにて7月3日(土)よりスタートするドラマ「鉄の骨」の会見が4月30日、都内で行われ、主演を務める小池徹平と、共演者の陣内孝則、中村敦夫、臼田あさ美が出席した。
本作は、2010年吉川英治文学新人賞を受賞した池井戸潤の同名小説をドラマ化したもの。大手ゼネコン・一谷組に入社して3年目の富島平太(小池)が、会社のために犯罪と知りつつ談合に加担するが葛藤を抱え、自らの正義を貫こうと格闘する社会派エンターテインメントだ。
NHKドラマ初出演にして主演に抜てきされた小池は「ゼネコンに興味はありました。台本も興味深くて、役をいただけてありがたいし、楽しみです。平太目線で見てもらえれば作品に入りやすいので、たくさんの人に見てもらいたいです」と意気込みを語り、撮影現場については「今までにないような年上の役者の方が多く、加齢臭のするおっさんばかり(笑)。年下に優しいですが、芝居になると特に談合のシーンでは熱い演技が繰り広げられ、刺激が多くて楽しいです」と充実した様子を語った。
一谷組の常務・尾形を演じる陣内は「昔は合コンばかりやっているトレンディ俳優でしたが、このドラマで社会派俳優として一皮むけたいです。俳優生命かけています(笑)」と冗談を交えつつ意欲を見せた。
政治家を引退し、俳優業に復帰したという経歴を持つ中村は、実際に談合の実態を見てきたと明かし「今回は俳優として建設業界の黒幕役ですが、相手を知っているだけに演技しやすいです。達者な役者がそろっていて、演技を競い合うようなドラマは珍しく、日本ドラマの水準が試されているようです」と作品への手ごたえを見せた。
平太の恋人・萌を演じる臼田は「(撮影中に)小池さんがだんだんと平太の役に近づいていくので、談合の渦中で揺れ動く平太に現場で会うたび、苦しく心配になって萌目線になりました。萌が平太のそばで何を思うか、揺れ動く恋愛も見てほしいです」と見どころをアピールした。
ドラマ「鉄の骨」
7月3日(土)スタート
毎週土曜夜9:00-9:55 NHK総合で放送