体に与える害はこれでもかというくらいに調べられている。
約60種類もの発がん性物質を含み、タールで肺が真っ黒になるにも関わらず、やめられない人も数多い。
しかも最近の研究により
タバコが精神面にも悪影響を及ぼす可能性が高い事が分かった。
http://tenshoku.inte.co.jp/msn/news/0119.html
10月に、高知大学医学部の教授らが自殺とニコチン濃度の関係を明らかにしたのだ。司法解剖した遺体について血中のニコチン濃度を調べたところ、自殺した人の血液中のニコチン濃度は、事故や病気で死亡した人に比べ約3.5倍も高いことが判明。ニコチンは精神安定の作用がある一方、吸い過ぎると逆に気分が落ち込み、自殺の引き金になると考えられるそうだ。
タバコが中毒性を持つ原因物質であるニコチン。
ニコチンは本来体内でもごく少量自然に生産される物質であり
抗不安作用のあるセロトニン、幸せな気分にさせるドーパミン、
血管収縮と血圧上昇や興奮作用のあるアドレナリンなど、
各種脳内ホルモンの分泌を誘導する。
人は快楽の誘惑には弱い。
タバコを吸う事でドーパミンが分泌されるため
快楽を求めてタバコを吸ってしまうのである。
さて、肝心のタバコとうつ病の関係だが
ニコチンによって誘導される脳内ホルモンの一つ、セロトニンが関係してくる。
このホルモンは、神経の興奮を鎮める重要なホルモンで
欠乏症が起こるとうつ病、自殺、攻撃性、不安、過食など精神的病的状態の原因となる。
タバコを吸う事でセロトニンが分泌されるなら問題ないじゃないかと思うかもしれないが、甘い。
外部から定期的にニコチンが供給される状態、すなわちタバコを習慣的に吸っている状態では
脳内の正常なホルモンの供給が行なわれなくなる。
脳内のニコチン生産量が減り、タバコを吸って初めて十分な脳内ホルモンが分泌されるようになる。
これが依存症であり、麻薬でも同じ事が起きる。
ヘビースモーカーがタバコを吸えないとイライラするのはこれが原因だ。
脳内ホルモンの分泌が減り、思考が妨げられるのである。
タバコ中毒は脳を蝕むのだ。
話を戻そう。
どんなヘビースモーカーといえど、24時間常に吸いっ放しというわけにはいかない。
また、タバコを吸っているうちにニコチンに耐性がつき、同じ本数では効かなくなって来る。
脳がホルモン不足になる状況はいくらでもある。
多量のタバコを吸わないとセロトニンが分泌されない状態になっていくのだ。
こうなるとうつへの第一歩。
タバコへの依存と、吸っていない時のうつ状態のスパイラルになる。
朝起きたらまず一服しないと頭が働かないだとか
最近タバコの消費量が異常に増えているなんて状態だとしたら危険な兆候だ。
脳内ホルモンのバランスがかなり乱れている。
生活が充実しているなら大丈夫だが
何か問題を抱えていてストレスが溜まった状態だと
ふとした瞬間に「死の誘惑」に取り憑かれかねない。
タバコを吸う方は重々気を付けて頂きたい。
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―11/8追記―
ヨーロッパではタバコの有害性への警告が強化され
タバコのパッケージにこんな写真を載せることになったそうだ。
http://europa.eu.int/comm/mediatheque/photo/select/tabac_en.htm
私が喫煙者だとしても、見ただけでタバコを吸う気が失せるような写真が並んでいる。
一枚ここにも張っておこう。
たばこについて
性質上は合法ドラッグとも言える代物なのに、
日本では「健康を害するおそれがあります」という表現で抑えられてるのは、かなり不思議です。
ヨーロッパのような対策が取られるのはいつの日か…。
http://www.health-net.or.jp/tobacco/oversea/ov951000.html
外国のタバコパッケージ警告表示
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/ten250/biyou/eu.html
たばこ 変わる警告表示 写真や絵でわかりやすく
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/life/li391001.htm
禁煙教育用フォトアルバム
http://photos.yahoo.co.jp/phnetwork
食の安全とタバコ
http://www.pierre-matsuo.com/foundation.html
タバコの弊害と敵の正体
http://media.excite.co.jp/News/weekly/040113/topics_p03.html
その可能性はありますが、医者の指導の下でまずうつを治してから禁煙されることをお勧めします。
うつと喫煙量の両方悪化する可能性の方が高いですから。
この場合、喫煙者の行為は傷害罪にあたらないのかな?
それから、火のついたタバコをもって歩いているヒトは、
危険性から言って、剥き出しの包丁を持って歩いているのと同じだと思うけど、
これも何らかの犯罪にならないのかな?
喫煙のコストを、非喫煙者も含めて負担しているのは、
法の元の平等に反しないのかな?
皆さんはどう思います?
一応タバコの中身も半分は税金です、とは言え、非喫煙者の我々からすれば安すぎますよね。自分も重度のアレルギー性鼻炎なので本気でどうにかしてほしいのですが。
結局タバコ税上げようと地元の政治家に運動するのが一番でしょう、日本の左翼はタバコ値上げは庶民イジメとか寝言みたいなこと言うので困ります。
しかもうつ病経験者で、たばこのお陰でうつから立ち直ることができました。
嫌煙者の方々の気持ちもわかります。分煙も進み、10年前と比べれば、嫌煙者の方々の環境もずいぶんよくなったと思います。
一部の喫煙者のモラルのなさは、今後とも継続して排除していくものとして、社会全体のルールとしては、ここらでいいのではないかと思います。
たぶん別の弊害が出てくると思います。その場合、百害あって一利なしなんて言ってた人たちにはぜひ責任をとってもらわないといけないと思いますが。
ちなみに、今私は休煙中で、鼻に過敏症が発生し、大変なことになっています。
話はさておき、個人的には、よっぽどアルコール規制して欲しいです。特に公共交通機関への飲酒乗車は絶対に禁止すべきでしょう。駅のホームが禁煙なのに、なんでなんで禁酒じゃないのでしょうか?臭いし、ゲロ吐くし、中には傷害や殺人する奴も「よく」いるし・・・
独特のうまみと香りがあります。
確かに害があるのは認めますし私は基本、家でしか吸いません、いいタバコは落ち着きます香りもお香のような物もあります。
たぶんけむいたばこというやつは燃焼が早すぎて焦げているのではないでしょうか?野焼きのようにむせる煙があるのも事実です、かなり早くすぱすぱ吸うとゲホゲホとむせる煙になります。
後、私もアレルギー性鼻炎ですがアレグラというすばらしい薬によって全くといっていいほど吸ってる自分は気になりません、薬価は高く180円します一日の処方量ですが。
あと、向精神薬を服用していますが医師が処方する物が若干あっていないらしくどうしてもニコチンの作用が欲しいときに吸っています。
私が吸っている物は葉巻に近くかなり強めです。
マナーが悪い人がいるのはいけませんよね、ただちゃんとマナーを守って香水等をつけてタバコの臭いを落として他人に接するくらいのエチケットがあれば個人的に自宅で吸う場合においてそれほどせめられるものなのでしょうか?
私の場合、職場(喫煙室)や自宅で吸うなと言われれば直ちにやめれますよ?依存性に関しては少し?です。
アルコールに関してはちょっとあれですね、飲める人が飲めるだけ飲む分にはいいのですが、暴れたりする人が飲むのは禁止すべきだと思います。
あと子供がいれば直ちに火を消しますよ?どこであれこれだけは守っています。
喫煙者のマナーがおおむね悪いのは認めます。
あと税金についてですがいくらでも値上げしてくださって結構です、嗜好品ですし一本3千円のものを吸う立場から言わせてもらえば税金などたいした物ではありません今の3倍でもかまいません10倍でもたまには吸うでしょうね必要性があればですが。
喫煙頻度はかなり気まぐれです半年吸わないことも。
値段が上がると逆にステータスシンボルになりそうですね・・・w
非喫煙推進運動は喫煙者の健康を守るための運動であって、喫煙者に対する差別運動をやる事はアレルギーを持つ人(と、遺伝しやすい事からその子孫も)の差別運動を引き起こすキッカケを作る可能性があるという事で、指針で慎重に釘を刺してあるんだけど。
利己的な賛同者が運動を失敗パターンに誘導してしまう傾向は強いみたいですね。
自分なりに克服したいと考えながらも出口の見えないトンネルに入りこんでました。
ダハコにも原因があるとしりました。
ありがとうございます。
うつと縁を切るために禁煙してみます