「神のみぞ知るセカイ」が神がかっていると思うと胸が熱くなるんだ… / あぶさんよりも凄い金本選手の記録が途絶えたと思うと胸が熱くなるんだ… / 「ワンピース」新時代と世界政府 / 「かってに改蔵」の新装版が出たんです / 「さよなら絶望先生」のAKB84の1人が可愛い件 |
2010年04月18日(日) 「お絵描きSNSで始まる恋、があってもいいと思う」という謳い文句に吊られて「となりの柏木さん」を購読してみたら、これがまあ抜群にニヤニヤできるじゃありませんか。 どんな話かといえば、所謂オタクな主人公桜庭雄斗くんが、お絵かきSNSで見つけた絵師のsayaneのイラストを見つけて大ファンに。そのsayaneこそ、学校で隣の席のオタク嫌いで通っている柏木さんだったのです。で、オタクが雄斗にバレてしまい、そこからニヤニヤできる初々しい甘甘な展開となるのです。 特に初めてのメールのやり取りをする柏木さんの可愛さがグンバツなのです。 柏木さん さらに、人と話すのが苦手な柏木さんが可愛い、BL好きか聞かれて怒りだす柏木さんが可愛い、sayaneのファンだと聞いて赤くなって照れる柏木さんが可愛い、オタクとバレで何でもするから誰にも言わないでと泣いてる柏木さんに劣情を抱く。つまり、柏木さんが凄く可愛いということですまる。 さて、サンデーコミックが沢山発売されて読むのが大変です。個人的には「神のみぞ知るセカイ」の8巻は非常にニヤニヤとしてしまいました。 ついでに休んでいたから7巻の感想も一緒に書いてしまおうかな。夏休みから2学期開始までが話の内容です。桂馬のギャグも巻が進むにつれてキレが上がっており、さすがは神に最も近い男です。 で、今までの「神のみぞ知るセカイ」のヒロインをちょっと振り返ってみますと…。 1人目、高原歩美 2人目、青山美生 3人目、中川かのん 4人目、汐宮栞 5人目、春日楠 6人目、小阪ちひろ 7人目、長瀬純 8人目、九条月夜 9人目、生駒みなみ と、クラスメイトのスポーツ娘に始まって、ツンデレ、リアルアイドル、図書委員、武道っ娘、普通っ娘、女教師、不思議系、後輩…と様々なヒロインを攻略してきました。あ、義妹はエルシィです。ちなみに、私が一番好きな義妹は「家族計画(AA) しかし、何かが足りない。それも超重要なポジションのヒロインですよ。例えば、小さい頃から一緒に過ごして近すぎて恋愛に気付かないというベッタベッタな王道ですよ。毎朝起こしに来てくれたり、特殊なあだ名とか「○○ちゃん」と呼んでくれたり、小さい頃に結婚の約束をしていたり、家が隣同士で夜は窓越しで会話するという…、そう幼馴染ですよ。リアルには、毎朝起こしに来てくれたり、窓越しで会話する幼馴染が本当にいるのか気になるところですが。 「神知」には幼馴染キャラが圧倒的に不足している!ええい若木先生はなにをやっているんだ!そう憤慨された方、ご安心下さい。ついに「神知」で幼馴染キャラが登場したのであります。 幼馴染 幼馴染の名前は鮎川天理。小さい頃は桂馬の近所に住んでおり、現在は桂馬の家の隣に引っ越してきたというのだから、まさに理想的な幼馴染ポジションともいえます。特に、ディアナという物語に重要なキーパーソンが取りついており、今後の活躍にも期待です。特に赤面率の高さがマーベラスです。 ちなみに、天理については、若木先生は7巻のキャラ紹介で以下のように説明していました。
胸が熱くなるな…。 しかし、連載開始初期から考えていたという事は、やはり「神知」では重要なポジションですね。記憶も消えないので、準レギュラー化は期待できそうです。 ちなみに、私が一番好きな幼馴染キャラといえは「マブラヴ」「マブラヴ オルタネイティブ」の鏡純夏です。(本当にどうでもいい) さらに、夏休みは続きます。8巻のヒロインは日永梨枝子と上本スミレの2人。日永梨枝子は、これまた変化球で攻めてきました。キモは愛梨ちゃんも将来は美少女になると想像してニヤニヤすることでしょうか。 梨枝子おばあちゃんの若かりし頃 で、続いてのヒロインである、ラーメン屋の娘のスミレは直球勝負。しかしスミレは可愛いな。チャイナ服というのもポイント高いです。そして、スミレ攻略には親父のフラグまで立てなきゃいけないという。いや、目当てのヒロイン攻略するには、他のヒロインの話を進めないとイベント発生しないという事はよくあるので、親父のフラグ立てをやった辺りが流石若木先生だな、と。 上本スミレ 顔を赤くしながら「ダメ…?」と聞くスミレに劣情を抱く。なんか展開的に押し倒されておねだりしているように見えて、大変えっちな感じでマーベラスです。 お話のほうは家族ネタで普通に良い話でした。ジーンとくる暖かい展開。何よりも、家族間のプライベートな話を、赤の他人の主人公が首を突っ込んで解決というのはエロゲではお約束ですので。チャイナ服と看板娘という王道的な組み合わせにやはりニヤニヤしてしまうのです。 ちなみに、私が一番好きな看板娘キャラといえば「明日の君と逢うために」の月野舞です。(超どうでもいい) というか看板娘キャラはえっちシーンの時が大体、職場と相場が決まっているので、それを含めて看板娘キャラが大好きなのであります。 8巻のキモはスミレかな…と思ったら、真のキモは73話の「後宮よりの逃走」なのです。誰が何と言おうと、「神知」で一番可愛いのはハクアなのです。降参、この流れと展開は白旗を上げるしかありません。 ハクア はじまったな。 トイレで女の子とバッタリというのはエロゲでもお約束なんです。若木先生の素晴らしいところは、これから用を足す前だということ。基本的に、用を足している最中なのか座っている所が王道なんですが、これからハクアは用を足すんですよ。むっはー!パンツを上げているのではなく、パンツをずり下げている最中なのです。いやぁ、ハクア可愛いです。悪魔っ娘はやはりマーベラスです。 特筆すべきは桂馬の「現実のドタバタにつきあってるヒマはない!」と言った次のコマでのトイレでバッタリという桂馬くんの神っぷりでしょうか。 ちなみに、私が一番好きな悪魔っ娘は純粋な悪魔っ娘というわけではありませんが「スマガ」の沖姫々です。(心底どうでもいい) 沖姫々はぱんつはいてないキャラだったんですが、ハクアはパンツをはいていた事が驚きなのです。悪魔界にも、パンツという概念が存在するのか。ひょっとしたら、丸井雪絵さんが「ハッちゃ〜」と言いながら、パンツをはいていないハクアにパンツを買ってきてあげたと考えると…胸が熱くなるな。これから用を足すハクアを考えると胸が高鳴る。「ガシャーン」「ガララガラ」という擬音のなんと生々しいことか。マーベラスです。 ちなみに、何でトイレで「用を足す」と用を減らすではなく足すというのかといえば、用事をすることによって満足度が足されるということらしいですよ。(為になる) また、ハクアがお色気要因になった原因を若木先生ご自身のサイトで以下のように語られています。
なんと、「ハヤテのごとく!」の畑先生のせいだったんですって。いいぞ、もっとやれ! ハクアの可愛さが素晴らしすぎるのです。8巻のキモこそハクアのトイレでパンツずり下げていたシーン…と、思ったら本当のキモはオビにあったのです。
胸が熱くなったんだ…。 |
2010年04月18日(日) リアルのプロ野球を題材にした漫画は沢山あり、個人的には「ミラクルジャイアンツ童夢くん」なんかが好きでした。特に、実在の名選手がカマセ犬となっていく様は、その球団のファンはなんともいえない気持ちになってしまいます。「童夢くん」の場合は、落合選手以外の実在の選手はその辺のカボチャのような雑魚っぷりに涙が出てきます。 古くは、「巨人の星」なども外せません。星飛雄馬によって当時の名選手がさっくりと三振していく様は当時の、巨人以外のファンだったお父さん達をどんな気持ちにさせたのか興味あります。 尻もちついて三振するノムさん アンダースローのスローボールという舐め腐った球種で、球界の名捕手で名打者だった野村克也選手は無様に三振してしまいました。後に、このボールは大リーグボール3号であることが判明。 大リーグボール3号とは、本塁でボールの推進力が零になるとかいう魔球。つまり、バットを振るとボールがバット風圧で避けるのです。どないせいっちゅーねん!すんごい魔球を開発してしまいました。こんなふざけた球で尻もちついて、三振する様を当時のファンやノムさんがどう思っていたのか非常に興味あります。 もう一つ忘れてはいけないのは「かっとばせ!キヨハラくん」です。松井選手のもありますが、私は世代でないのが残念です。で、「かっとばせ!キヨハラくん」は基本ギャグ漫画。当時の阪神のクリーンナップに体文字やらせたり、というか全員が基本的にネタ要員です。 そう、今や阪神タイガースの監督を務める真弓明信に対しては、「真弓」という名前だけで微妙なオカマキャラになったりしたり、今読み返すとなんともいえない気分になります。 マユミちゃん まあ、昔はこんなんあったよねで済む笑い話なんです。しかし、今なおも実在する現役の選手が漫画キャラのカマセ犬になっているのは有名な話です。そう、御大こと水島新司先生です。 例えば、「ドカベン」では山田太郎が実在の投手からホームランを打って、山田と対戦したファンは何ともブルーな気持ちにさせてくれます。ですが、山田は年上の選手には基本的にペコペコしており、例えば清原選手には頭が上がりませんでした。しかし、清原が必死でペコペコしていたのがあぶさんなのです。 水島先生の本当のキモは「ドカベン」ではなく「あぶさん」です。間違いなく。初期は代打屋として、ここぞで打っているレギュラーになれない存在で人情話など、今読んでも名作なのは間違いありません。 本当の地獄はあぶさんがレギュラーを獲得してからにあるのです。あぶさんこと、景浦安武はレギュラーを獲得してから遅咲きというレベルじゃない驚異的な進化を遂げるのでした。獲得したタイトルは、首位打者4回、本塁打王6回、打点王3回。三冠王には3年連続、ホームランは王さんを抜く56本、2007年61歳にして史上初の4割打者となったのです。 なんというチートキャラなのでしょうか。いつしか、あぶさんはプロ野球界の神となってしまい、あぶさんに対しては「YAS」「ZAO」という用語が出来上がってしまったのです。 YAS(やっぱりあぶさんはすごい) 実在する投手がホームランを打たれたり、あぶさんの華麗なプレーを見たリアル名選手やゲストキャラなどが「やっぱりあぶさんは凄い」と呟くのです。 「ZAO」(ぜんぶあぶさんのおかげです) 怪我から復帰した選手や、ようやく芽が出た選手や、何か大記録を達成した実在する選手があぶさんと食事をしたり温泉に一緒に入ったりして、あぶさんに対して自分の功績を「全部あぶさんのお陰です」と言いだしてしまうのです。 この他にも「あぶさん」には、基本用語がありますが、やはり「YAS(やっぱりあぶさんはすごい)」と「ZAOぜんぶあぶさんのおかげです」は、「あぶさん」を読む上で毎回のように炸裂する黄金パターンなのです。もはや引退してしまった、あぶさんですがその影響力は計り知れません。 さて、球界にはビックリなニュースが本日起こりました。 阪神・金本の連続フルイニング出場が途切れる ビックリです。リアルあぶさんなんて呼ばれていた鉄人の連続フルイニング記録が1492試合で途切れてしまったのです。あぶさんと金本選手というと、2003年の日本シリーズ後に大虎で阪神ナインが集まってあぶさんを持ちあげていた事が記憶に新しいです。やっぱりあぶさんは凄い! 本当のあぶさんの凄さは、鈴木啓示(近鉄)、山田久志(阪急)、東尾修(西武)、村田兆治(ロッテ)の旧パの名投手を四天王と称して、一緒に酒を飲んでいた時です。四天王は今でも現役のあぶさんを褒め称え、なぜかあぶさんに散々やられた話をしだして「(YAS)やっぱりあぶさんは凄い」と言いだしてしまったのです。 …え。 彼らが現役の頃のあぶさんは、まだ代打屋で特に村田兆治にはキリキリ舞でまったく打てませんでした。唯一打ったのは東尾修から一回だけ代打でホームラン打ったことがあるだけ(35巻)です。おい、歴史が変わっているぞ。なのに、この4人は当時は代打屋でレギュラー掴んでなかった控えのあぶさんを持ちあげているのです。あぶさんは過去を書き換えてしまった。 YAS!やっぱりやぶさんは凄い!だって歴史を変えてしまったんだから。ちなみに、飲み会の翌年はあぶさんは史上初の4割打者になりました。 で、金本選手とあぶさんと言えば、2006年に金本選手がリプケンを抜く904試合連続フルイニング出場を果たして、あぶさんと酒を飲んだシーンが思い出されます。 YAS やっぱりあぶさんは凄い!YAS!YAS! まさに、セーラームーンの「月に変わってお仕置きよ」のごとく黄金パターンで、金本選手があぶさんに対してYASと何時ものパターンで、ここから「(ZAO)全部あぶさんのおかげです」かと思いきや、金本選手の連続フルイニングに対しての反応は何時ものあぶさんとは違いました。 基本的にあぶさんは全部あぶさんのお陰ですと言われれば、シタリ顔で上から目線で「お前も凄いよ」などと言いだして、でも俺のほうがもっと凄いぞ的な台詞だったのに、金本選手に対しては、今までの黄金パターンと違ったのです。 ZAOと思いきや… 「おまえの方がもっと凄いよ。骨折したのに片手で打って連続イニング出場を続けたんだから。」 なんてこったい。ここから金本選手の連続フルイニング出場は「(ZAO)全部あぶさんのお陰です」となると思いきや、あぶさんは球界の神様よりも金本選手のほうが凄いと言いだしてしまったのです。 何故か知りませんがほぼ全ての打者の歴史を塗り替えたあぶさんよりも、連続フルイニングを続ける金本選手の方が凄いらしいのです。あぶさんよりも凄いらしい、金本選手の記録が途絶えたと思うと胸が熱くなるんだ…。 |
2010年04月19日(月) 最近はWEBで漫画を読めるという便利な時代です。まずはこちらをご覧下さい。タイトルは「死神様に最期のお願いを」。ハートフルコメディで、切ないながらも暖かい話でした。これがガンガンジョーカーで連載され、先月1巻が発売されました。 いやぁ、読み切り版の切ないながらも暖かい話を念頭に置くと、連載版の衝撃はとんでもないのです。両親と実の妹を殺して死刑判決受ける主人公とか!簡単に説明しますと、気付いたら家族を皆殺しにしていた主人公の下へ死神となってやってきた妹と一緒に兄妹で事件の真相を解明しようとする物語。 いきなりの猟奇的な展開で、読み切りは何だったのかと思いきや、連載版はストーリーで読ませてくれるのだからビックリです。「ひぐらし」とか好きなら嵌るんじゃないでしょうか。まあ、個人的には、ストーリー重視でありながら妹萌えを忘れない山口ミコト先生に喝さいを送りたい気分です。 妹萌えをきっちりと入れる 事件の真相も気になりますが、兄妹の今後も気になります。もちろんお色気も忘れていません。 さて、週刊少年ジャンプがヤバ過ぎです。次回が気になる漫画が多すぎです。特に「スケット・ダンス」。いや、まじで。「To LOVEる」がジャンプのエッチの限界に挑戦したなら、「スケット」はジャンプのモラルの限界に挑戦していると思うのです。 そして、最も気になる展開を迎えたのが「ワンピース(AA) 581話「忍びよる未来」が面白すぎです。白ひげVS海軍本部&七武海の戦争が終了。白ひげの死によって世界は、四皇と七武海と海軍本部という三大戦力によって守られていた均衡が崩れ出すのです。 白ひげが統治していた国や島は、恐らく荒れ放題となるでしょう。いきなり"茶ひげ"と名乗る海賊に、白ひげの統治下だった島が襲われてしまいました。 この戦争を見つめていたのは、シャボンディ諸島に登場したルーキーたちです。彼らは黄猿に捕まっておらず、この戦争を見守っていたのです。特に興味深いのは、キッドの台詞ですよ。 「"新世界"は四皇達の統べる海。『赤髪』『カイドウ』『ビッグ・マム』…!!均衡が崩れた今、何が起こるかわからねェ!」 はい、四皇の通り名が全て判明しました。一人はこの戦争で散った"白ひげ"です。そして赤髪のシャンクスの他に、カイドウは名前だけは出ていました。七武海のモリアがやりあったということ。そして最後の一人が『ビッグ・マム』ですって。たまに、女性の上官に「イセッサー」とか抜かす作品があり、軍オタが文句言いそうな挨拶するものが多数あります。正しくは女性の上官なら「イエスマム」です。そう四皇の一角は女性である事が判明したのです。女性で四皇。ここで思いだすのはローラの母親。 ローラ 「ローラ船長のママは、すっげー海賊なんだぜ!?」 新世界からやってきたというローラ。母親は四皇の一角「ビッグ・マム」という可能性が非常に高まりました。しかも、ローラの海賊団は海賊旗が一度も登場しておらず、尾田っちがあえて隠した感がバリバリです。 そして、キッドは白ひげが死亡した事で、今後の世界を以下のように言いだしたのです。 キッド 「"新世界"は『四皇』達の統べる海。『赤髪』『カイドウ』『ビッグ・マム』…!!均衡が崩れた今、何が起こるかわからねェ!始まるんだよォ!誰も見た事のねェ"新しい世界"が!」 今まで時代は、"大航海時代"と言われていました。ロジャーが死に際に、この世の全てを置いてきたと言って処刑され、夢を追う人々は海に出たのです。またエースはこの時代を白ひげの時代と言っていました。 白ひげの死に際の一言で、夢物語として語られていた大秘宝ワンピースは、現実として実在するとなったのです。そう、さらに海に焚きつけらた人々も大勢現れるのです。 焚きつけられた人々 ロジャーが死に際に言った一言で招いた"大航海時代"。今度は白ひげによって、さらに拡大して海に出る者たちが増えそうな勢いです。 今までの"大航海時代"や"白ひげの時代"は終わったのです。四皇と七武海と海軍本部の三大勢力によってバランスの取れていた時代は、白ひげの死によって終わり、世界のバランスは崩れてしまったのです。いよいよ誰も見た事のない"新時代"に突入するのです。新時代とは三大戦力の均衡が崩れた時のことだったようです。 世界の三大戦力の均衡が崩れるとういうのは、誰も知らない見た事のない時代。どういうわけか、この新時代を以前から、意味深に語っていたのは七武海の一角ドフラミンゴです。 ドフラ 「フッフッフッフ―やがてはじまるぞ。急げ!急いで準備を整えろ!本物の海賊だけが生き残れる世界がやってくる!力のねェ奴ァ逃げ出しな!手に負えねェうねりと共に豪傑共の…!"新時代"がやってくるのだ!フフフフフフフ!」 どういう事か、世界三大勢力の均衡が崩れた"新時代"をドフラミンゴは、随分前から読んでいたのです。新時代とは、世界の勢力のバランスが崩れ、弱肉強食の世界になるだろうという事を、25巻の時点で語っているのです。 ドフラミンゴといえばスマイルのシンボルマークも気になるところですが、ルフィ達が空島に行っている間に、新時代というもを語っているのは大変気になります。まだエースと黒ひげが対決をする前から、三大勢力によって保たれていたのバランスが崩壊するのを知っていたかのような口ぶりです。 ちなみに、四皇の一角で、時代の象徴だった白ひげが死んだ時、みんなが微妙な顔をしているのに、2人だけ笑顔だったのが記憶に新しいです。ちなみに、笑っていたのはモリアとドフラミンゴです。 また、過去に白ひげに負けたような感じのクロコダイルですら、白ひげの死は強烈だったようで微妙なシリアスな顔をしていました。その中で笑顔を見せたのは二人だけ。モリアとドフラミンゴです。しかも、この二人ただ者ではないと思いきや、ドフラミンゴはモリアを消し去ろうとするのですよ! ドフラミンゴがモリアを消そうとする モリアが海軍のトップのセンゴクの差し金かと聞けば、ドフラミンゴは「もっと上だ…!!」と意味深に答えているのです。私が真っ先に重い浮かんだのは、世界最大権力だという五老星です。 五老星 世界最大権力というくせに、天竜人と違って傷だらけだったり、火傷のような痕があったり、剣持ってるジジイは、ゾロが使っている三代目鬼徹にそっくりだな、ひょっとして初代か二代目鬼轍なのかと突っ込み放題。この5人は、非常に気になりますが、ロビンの回想で語られた、20年前のオハラで登場したシルエットの五老星を覚えていますか…。 20年前の五老星 シルエットしか登場しまでんが、どう見ても今の五老星とメンバーが一人足りとも入れ替わっていません。どんだけ長生きするジジイ5人組なんだよ。こいつらは本当に年を取っているのかも気になるところです。20年の歳月で入れ替わらないとか普通に考えてあり得ませんよ。年取ってるのかとか、こいつら本当に人間かという疑問が大きすぎる。この5人も非常に気になるところですが、今回はパス。 で、世界最大権力の五老星。20年間も変わらない5人組は、ルフィによって七武海の一角クロコダイルが倒された時は以下のような会話をしていました。 「今は"七武海"だ。クロコダイルの後任を急がねば。穴一つとて甘く見るな」 「"三大勢力"の陣営崩壊は、世界に直接ヒビを入れる。保たねばならん」 と、四皇と七武海と海軍本部によって世界の均衡が保たれている、三大勢力の崩壊は絶対に阻止しろと、述べているのです。具体的にどのようなバランスなのかは知りませんが、三大勢力を保つことによって均衡を保つことが五老星の考えのようです。 白ひげは、大秘宝ワンピースを見つければ「世界がひっくり返る」と述べていたので、これを何が何でも阻止したいのが五老星の考えのはず。では、なぜ白ひげと戦争をして世界の均衡を崩壊させたのかという疑問が出てきます。ちなみに、ワンピ世界の政府は、以下のようになっています。 今だに尻尾も見せない政府の「世界政府総帥」とかいう組織 政府の頂点に五老星が君臨していることは間違いないでしょう。しかし、まだ物語に一度も出てきていない、五老星の次に偉いというか政治に関わっていそうな「世界政府総帥」とかいうものが存在するのです。 今だに世界政府総帥というものは物語りで欠片も登場しませんが、20年以上前から面子が変わらない五老星に対して、世界政府総帥というものは入れ替わりがあるはずなのです。 例えば、ロビンの回想で登場した昔のCP9。今の面子とまったく変わっています。 20年前のCP9 ルッチ率いる今のCP9とはまったくの別物。つまりメンバーは流動的なのです。20年前のCP9は隠居して余生を過ごしているのかというと、そうでもありません。CP9のその後を綴った扉絵シリーズでは、スパンダムを見舞いに来ている親父、スパンダインを確認できます。 スパンダムの見舞いにきたスパンダイン 20年前にスパンダインはCP9の長官をしていました。今は息子がそのポジションについたようですが、スパンダインは今は何をやっているのか、と。隠居したとも考えられますが、息子の見舞に来た時の服装はまだまだ現役で政府の為に働いてる様子が伺えます。 例えば0巻で登場した、二十数年前の海軍本部。センゴクが大将を務め、ガープは今と同じ中将のようです。そう、20年前から今の海軍と同じ組織体系だったようです。センゴクが大将だとすると、元帥は誰がやっているのか…。 昔の海軍 大海賊時代幕開けの3年前というと、今から25年前ですね。今や海軍のトップのセンゴクが大将で、25年前の海軍を治めていたのはコング元帥という人のようです。25年前の海軍の頂点、コングが今何をしているのかは不明ですが、果たして隠居しているのでしょうか。 面子が変わらない五老星に対して、まだ物語本編に登場していない世界政府総帥というものは、面子の入れ替わりがあるのではないでしょうか。つまり、昔はCP9の長官だったスパンダイン以下のCP9の面々、25年前は海軍の元帥だったコングといった人物は、「世界政府総帥」という、尻尾すら出していない政府のNO2のポジションに収まったいる可能性が高いのです。 五老星は、三大勢力の均衡を望んでいるのは明白です。しかし、世界政府元帥とかいうNO2的なポジションが何を考えているのかまったく見えないのは気になるところ。つまり、ドフラミンゴの背景にいる、世界三大勢力崩壊を望んでいるのは、世界政府元帥とかいう謎の政府のNO2的な組織なのではないか、と。 そう、政府すらも一枚岩ではないのではないか、と。今まで政府に対して従ってきたセンゴクは、ここにきてLEVEL6の囚人を極秘の脱走を包み隠せといった命令に対して「フザけるなァ!」と、初めて(?)反感しましたが、政府の命令というのが五老星なのか、まだ尻尾すら見せていない世界政府総帥なのか気になるところです。 あと気になったには、黒ひげ。 黒ひげ 歯が全部あるんですが。黒ひげといえば歯抜けですよ。これは尾田っちのミスなのか、それとも伏線なのかも気になるところ。 |
2010年04月20日(火) 「ハヤテのごとく!」の23巻と24巻が同時に発売されました。初期から伏線があったアーたんの為の物語なのです。 アーたんとナギのどっちを選ぶの的な話。ちなみに私は、アーたんとナギならナギかな。幼女時代ならぶっちぎりでアーたんですが。というかバトル展開はどうなのと思ったり思わなかったり。 さて、私の生きた証しでもある、新装版「かってに改蔵」の1巻と2巻が同時に発売されました。 初期の下ネタの連発に、「さよなら絶望先生」から入ったファンはどのような反応をするのか大変興味深いです。また描き下しのイラストや1ページ漫画も掲載されており、旧版を持っていても楽しめます。ちなみに、初期の羽美のおっぱいが以外と大きい事が真っ先に気になりました。 初期の部員はどこ行ったのかとか、羽美には最初に友人っぽいのがいたなぁ、と懐かしみながら読んでいます。まあ、個人的には初期の羽美と改蔵の微妙なラブでコメりっぷりにニヤニヤしてしままうのですが。 個人的に注目すべきは、初期の久米田先生の自画像でしょうか。 久米田先生の自画像 久米田先生は「かってに改蔵」連載中に一体何があったのでしょうか。自画像が変化するとかいうレベルじゃないです。 また、時事ネタは今読み返すと、分からない事も多いですが、下ネタは今でも通用します。つまり、下ネタは永久に不滅なのです。ヌカタのキラーパスのオウンゴールは、吹き出すレベルです。地丹の弟は、初期は本当にそっくりだったのに、後半はイケメンになってしまったなぁと懐かしい思い出です。 いきなりスカートめくりした砂丹 特筆すべきは、今後は「なぎさMe公認」は読むのが恥ずかしい以上に散々ネタにすることになる、万乗先生のパンツ。そう、リボン付きの万乗先生のパンツは古いよねとネタにする事になるのですが、きっちりと羽美のパンツが初期万乗パンツであることです。 また、刮目すべきは9話の時点で最終回の伏線が張られていたことでしょうか。 謎の扉 この時の一発ネタと思いきや、これが最終回に繋がっているのだからビックリです。あと、後半はほとんど出番がなくなってしまった、博士のライバルキャラとかも、初期はこんなに出番があったのかとか。初めの頃は羽美は、まともな性格だったなとか。地丹の女装姿に劣情を抱いたり。 さらに、初期の見所といえば、美人で有名なクラス委員の山田さんですよ。新装版2巻の後半あたりから、その可愛さは飛び抜けています。 山田さん 名前の文字がだんだんと消えていく奇病で、下の名前は不明。大好物は焼きそばパン。うん、マーベラスですよ。つまり完璧なのです。ちなみに、もはや誰も知らないでしょうけど、私の「山田」という名前は、「かってに改蔵」の山田さんから取っているのです。そう、ヤマカムは山田さんのファンサイトなのです。 また、当時のアシスタントさんの言葉も、そのまま新装版には掲載されています。例えば、畑健二…じゃなくてHさんは以下のように語っています。
また「かってに改蔵」といえば、小学館漫画賞ではなく講談社漫画賞にノミネートされた事も懐かしい思い出です。ちなみに、改蔵がノミネートされた時に、講談社漫画賞に選ばれたのは「ラブひな」です。 いやー懐かしい青春が思い出されます。ちなみに新装版のキモと言えば、現在の久米田先生にインタビューを取っていることでしょうか。特に面白かったのは、サンデーからマガジンに移籍したこと。小学館が泣いて引きとめたという話が出たら…。
(笑)とついていますが、何か生々しい大人の事情で、苦笑いというような感じです。ちなみに、改蔵がサンデーで連載終了した時は、同じ号で「美鳥の日々」も連載終了しました。「美鳥の日々」の最終回の終了ページには、「井上和郎先生の次回作にご期待ください」とコメントされていました。対して「改蔵」の最終回では何もコメントされていませんでした。 さらに、マガジンに移籍したらサンデーと50周年コラボ企画をやったことにも触れ。
あと個人的に面白かったのは、「さよなら絶望先生」がアニメ化したことについて…。
描き下しで現在の久米田先生が描く羽美が見れて個人的に満足です。いやぁ、羽美ちゃん変わりましたねぇ。山田さんが一番好きなんですが、やっぱり羽美も可愛いのです。以下、羽美の初期〜現在まで。
うむ、こうして見ると羽美の変化は大きいですね。それがどうしたと言われれば、別にどうもしません。何もありません。オチもありません。 |
2010年04月21日(水) ニコニコ動画で再生数91万回の神描師・シバションPが少女漫画家デビューという謳い文句で、小山鹿梨子先生の「もやし男と種少女」という短編集が発売されました。 個人的なスマッシュヒットは「ヘッドフォンとこども」がニヤニヤ展開好きとしてはお気に入り。あと、「ヒヨコ電車は今日もゆく」は百合好きとしては一読したいところか。百合百合するわけでなく、女の子が好きな女の子の葛藤とか悩みを描いた内容。どれも今時の女子高生とか女子中学生のビビットな感性を細かく、少しダークにな視点で描いてて凄いです。 さて、「さよなら絶望先生」の220話「繋がれた毎日」はヤバイです。面白いです。人気アイドルユニット「アカバネ(AKB84)」が登場。AKB48が元ネタだと思いますが、今までAKB48は散々お行儀がよくない商売とネタにしてきました。以前は顔の区別が出来ないとコメントしていた久米田先生はAKB48の区別が出来るようになったのか気になるところです。 絶望先生のキャラの区別が出来ないという意見に対して 「オレだってアキハバラ48の顔の区別がつかねーよ!」 余談ですが、「さよなら絶望先生」のキャラは余裕で区別が出来ます。というか全然描き分けされています。こんなの見分け師じゃなくても余裕です。ちなみに、プロの見分け師は以下のレベルまで到達しています。
髪型抜きで区別できれば、あなたもプロの見分け師です。 また、特に強烈だったのは、「大声ダイヤモンド」という曲が未発表の時にネットで流失した時、あえて揚げ足を揚げているとネタにしたのは記憶に新しいです。 あえて揚げ足を揚げる 速効で糸色先生が、「わざとでしょう」と、自作自演であると斬って捨てました。さすがです。そうそう、別冊少年マガジンで連載中の久米田先生原作、ヤス先生作画の「じょしらく」は1巻から特別版がありキャラ落語CD付きらしいです。AKB48の一人が役を担当とか。お行儀がよくない商売ですね。 で、AKB84は根津美子と丸内翔子が中心のユニットのようです。さらりと「次はどうやって搾取してやろうかな」と恐ろしい事を言い出しました。根津と丸内の台詞が真理をついていてビックリです。 根津「ファンっていうのはね」 丸内「自分がどんだけ搾取されたかを自慢し合うものよ」 根津と丸内 奴隷の鎖自慢ですよ!AKB48のファンはお行儀がよくない商売で、自分がどれぐらい搾取されたかを自慢し合うんです。と言っても、我々とAKB48のファンでは種類が違うので、我々の側で説明すると曲芸商法ですよ! 18禁で出して、コンシューマーで新キャラ出して、新キャラ加えて18禁で出して、同じゲーム三回売るなんてもはや一般的になってしまいました。やはりサーカスはさらに上を行くのです。例えば「ダ・カーポ2」なら、初回限定版、限定生産版、通常版、感謝ぱっくと出して…。
キャラクター別、新キャラ加える、季節変える、アフター、ビフォアー、…それぞれパッケージ変えて「限定版」「通常版」で無限のように永遠と、あの手この手で出し続けるのです。私は最初の限定版とプラスコミュニケーションの2本しか持っていませんが、やはりファンは買い続けるのでしょうか…。 足枷の鎖自慢に絶望ですよ。今回は、本編のネタの中に、ドキッとする事があってビックリです。 足枷の鎖自慢 ・同じ漫画を何十冊も買っちゃった自慢 ハハハハハ、同じ漫画を何冊も買うなんて、そんなアホなヤツはいませんよ。信者だって、保存用、読む用、配布用でよくて三冊じゃないですかね…。 …え。 だがしかし、私は何十冊も買ってはいません。私の場合は、1巻で知名度もないので、(オレの中で)貧乏な小学5年生の女の子が本当はパンチラとか描きたくないんだけど、担当さんに無理やり描かされて君はエッチだねと言われて顔を真っ赤にして必死で否定しつつ描かれた「みなみけ」の為を思って買ったんです。でも、流石に何十冊はないですよ。 大体、1巻でもないのに何十冊も買って足枷の鎖自慢をするなんて普通の考えでは出来ませんよ。さすがに何十冊とかはいないんじゃないですかね。ましてや、同じ漫画を何十冊も買っておいてマンション買おうなんて正気の沙汰じゃありません。そんな人は現実にはいませんよ! …ん。あれ…おかしいな、いた。 また鎖の依存症というのもありますね。一方的な鎖かと思えば、双方に繋がっていたりするんですよね。
もはやこれは絆ですね。 ところで、個人的に番気になるのは天パと口元のホクロが印象的なAKB84の娘なのですが。 AKB84の一人 めっちゃ可愛いじゃないか。誰だこの娘。最近入ったと言っているから新メンバーなのでしょうか。台詞も沢山あって大活躍じゃないですか!果たして誰なのでしょうか…。 説その1、レシピ通りの若奥様 53話「あれ、不可よ、原作があるじゃないかね」では、レシピ通りに料理を作るものの不味かったらしく、「レシピ通りに作ったんだから、仕方ないじゃないですか」というレシピ通りという名の逃げ道を通って行きました。 レシピ通りの奥様 しかし、髪型も微妙に違いますし、ホクロの位置は全然違うのでやはり別人でしょうか。 説その2、前妻の一人 151話「尾州鎮撫隊」では、糸色先生はバツ15だった事が発覚しました。そのうちの一人の前妻に、非常に似ている娘がいるのです。 前妻 顔と髪型はそっくり。しかしホクロがないような、まあ小さい登場だったから見えないだけかもしれませんが。しかし、今回のめちゃ可愛い娘は言葉遣いが丁寧なのに対して、前妻は「どーでもいいけど、私にも遺産入るんだろうね」と、ヤンチャ系な台詞。果たして同一人物なのかといえば微妙なところ。 説その3、10Qハンズの店員 196話「くみあはせ」で、登場した10Qの女性店員。バイトでお客様のカゴの中身の組み合わせで何をするか想像するのが楽しみと言っていた女性店員です。 店員前妻 髪型、ホクロの位置など間違いなさそう。その後も何度か登場しており、どうやら彼女こそが、このAKB84でめっちゃ可愛い娘です。うむ、それがどうしたと言われれば、今後は準レギュラーになりそうなんで個人的に嬉しい、と。 いやぁ、めっちゃ可愛いですね。台詞も沢山あって、今後の活躍に期待ですよ。まだ、名前がない彼女がこんなに活躍するなら、我らが加賀愛も大活躍のはずですよ!今回は囚人服の絶望少女がキモなので、加賀愛の囚人服姿にゾクゾクする。何気に似合いそうですよね。 1コマも出てませんでした。\(^o^)/ |