薬物や銃器などの密輸を水際で防ごうと全国の税関では、今月、取締りを強化していて福岡空港でも、きょう午前、キャンペーンが行われました。

福岡空港の国際線ターミナルではけさ、海外へ出発する旅行客に、税関の職員やマスコットキャラクターがチラシなどを配って、密輸に関する情報提供などを呼びかけました。

このキャンペーンは全国の税関が、今月、薬物や銃器などの密輸に関する取締りを強化しているのを受けて、実施されました。

一方、海外から到着した旅行客の手荷物を運ぶコンベアでは、麻薬探知犬が荷物ひとつひとつの臭いをかいで、違法な薬物などが隠されていないかチェックしていました。

税関では今月いっぱい、検査に当たる職員を増やすなどして、取締りを強化することにしています。