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中国人が肉・卵をバカ食い? 経済発展の影響で消費拡大

2010.5.10 20:14

 国連食糧農業機関(FAO)は10日、人口増加や中国やインドなど新興国の経済発展による食生活の変化を受け、過去約20年間でアジア地域での肉や卵、牛乳などの畜産物の消費が急拡大しているとの報告書を発表した。

 FAOは、中国やインド、ブラジルなど新興国の国民の生活水準が向上し、先進国並みに食生活が豊かになっていると分析。畜産業が急速に拡大する一方、環境への配慮や食の安全対策などが遅れているとして、将来の需要増を見据え、酪農分野への技術支援や投資の増強が世界的な課題になっていると訴えた。

 報告書によると、東アジアと東南アジアの2005年の肉消費量は1人当たり年間約48・2キロで、1980年の約12・8キロに比べ約3・8倍。特に中国の伸び率が顕著で、肉、牛乳、卵のいずれも約4〜10倍に増加した。(共同)

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