家畜の伝染病である口蹄疫(こうていえき)の問題で、処分の対象となった豚や牛が宮崎県内で6万頭を超えました。被害が拡大するなか、赤松農林水産大臣は東国原知事と意見交換をしています。

 意見交換は、10日午前11時20分から宮崎県庁で始まりました。東国原知事は、感染経路の解明や処分された牛や豚を埋める用地について国有地の提供などを求めました。また、発生農家に対して経済損失の全額補償や経営再開までの生活補償などの支援も求めました。宮崎県内では口蹄疫の感染または感染の疑いのある牛や豚が9日までに56の農場で確認され、処分対象は6万4354頭となりました。

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