農林水産省と宮崎県は8日、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いが強い牛と豚を、同県川南町と都農町の計6農家で新たに確認したと発表した。県はこれらの農家で飼育する計1822頭を殺処分する。44~49例目となる。
県によると、すべて1例目の農家から7キロ以内の移動制限区域(半径10キロ)内だが、48例目の都農町の農家を基点に新たに移動・搬出制限区域(半径10キロ・同20キロ)を設定することにした。
県によると、49例目までの処分頭数は6万2426頭になった。
毎日新聞 2010年5月9日 西部朝刊