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’10参院選さが:各党の動き活発に 自民、谷垣総裁招きセミナー /佐賀

 9日、自民党の谷垣禎一総裁が来県して1000人規模のセミナーを開いた。民主党も原口一博総務相が来県して街頭演説。共産党は地域の事務所開きや街頭演説を重ねるなど、夏の参院選に向けた動きが活発になってきた。

 自民党は県連主催の政経セミナーを佐賀市内で開き、谷垣総裁や石原伸晃党組織運動本部長らが出席。党員ら約1000人が出席した。

 06年以来4年ぶりの開催。谷垣総裁は講演で昨夏の衆院選での大敗を「毎年首相が変わってしまうような状況があり、たるみや緩みがあった」と総括。鳩山政権の問題点としては(1)財源を確保しないままのバラまき政策(2)米軍普天間飛行場移設問題への対応などで国際社会から信頼を失っている(3)マニフェスト違反をしながら誰も責任をとらない--などを挙げ、「政治と国民の信頼関係を崩している」と指摘した。

 さらに口蹄疫(こうていえき)問題で「農水省には10年前のノウハウがあったはずなのに初動が極めて遅かった。政治主導という名のもとに、官僚が指示待ちになっているのではないか」と厳しく批判。「参院選は自民党再生の選挙ではない。日本の基礎を破壊する政治に歯止めをかけるための選挙だ」と述べ、立候補予定の福岡資麿氏(37)への支援を求めた。

 一方、民主党は原口総務相や大串博志財務政務官が来県。参院選に出馬する甲木美知子氏(38)らと県内を街頭演説して回った。佐賀市内での演説で、原口総務相は、国営諫早湾干拓事業(諫干)で農水省の検討委員会が開門調査の実施が妥当とする報告書を提出したことなどを挙げ「モタモタしているところもあるが、一歩一歩確実に改革を進めていくので、政権交代の果実を手にしてほしい」と訴えた。

 また、共産党はみやき町で事務所開き。出馬予定の山口勝弘氏(54)は町内5カ所で街頭に立って支持を訴えた。【竹花周】

毎日新聞 2010年5月10日 地方版

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