【報告】FJ創刊号の影響
ある会員さんより嬉しい報告を受けました。
匿名で、という条件で事務局日記にて報告させて頂きます。
全議員献本を行った、良い影響も出てきているという報告です。
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今日、「子ども手当て再審議を要 求するデモ」に関して、自民党の義家議員の事務所に電話を差し上げました。
以前義家議員事務所には、自民党の教育政策に関して電話を差し上げ、秘書さんとお話させていただく機会がありました。その際、今後も何か気づいたことが あったらご連絡します、という話をしていましたので、今回のデモの件も「ネット発でこのような動きがあります」という情報提供をしようと思ったわけです。 その際、18日の「子ども手当て再審議要求wiki」主催のデモでは、FJで作った請願書に署名をもらおうと思っていることなどお知らせしました。
また、義家議員が日本会議に参加していらっしゃることから、前日に武道館で行われる「外国人参政権に反対する1万人集会」でも、署名簿を置かせてもらえる とありがたいのだが、そういうことを今から主催者の日本会議に問い合わせても構わないものだろうか?とアドバイスをいただこうと思いました。
紹介議員に稲田議員や西田議員が名前を連ねていらっしゃることなどお話しすると、「それはどなたが作った請願書ですか?」との質問。「SNS- FreeJapanと申しまして、ネット上の保守の勉強会やサークルのようなものです。先日刊行物を出しまして、議員の皆さんにも献本させていただきまし た。表紙が中川昭一先生です」と言ったところ、「あー!」と声をあげて、「ええ、わかります! 今、すぐ目の前にあります」とのこと。
その反応から、間違いなく目を通して下さったのだとわかりました。「では、この本を作った方たちがやっていらっしゃる請願で、紹介議員に自民党議員 が4名、名前を連ねている、ということですね」と確認して下さり、日にちが迫っているものの請願書の趣旨自体には賛同が得ら れると思うこと、とにかく直接聞いてみた方がいい、といったことをアドバイスいただき、「義家先生 の事務所からのアドバイスでお電話を差し上げている」と言っても構わないかとお尋ねしたところ、構わない、とのこと。
(※FJ事務局特記※ 先生のお名前を日本会議に対してお墨付きとして使用してよいという、そう簡単には頂けないご配慮です。事務局も驚いてしまいまし た)
その請願書をFAXで送ってくれるように、とのことでしたので、これまでに出ている他の請願書や陳情書も併せて義家議員事務所にFAXし、その後日本会議 の事務局に17日の件を打診しました。
結果は残念ながら不首尾。「さすがに日が迫っていることもあり、今回は外国人参政権に特化した集会で、他のものを配るとなると事前に主催者の説明が必要に なるが、その時間が全く無い。申し訳ないが今回はご勘弁下さい」ということでした。
日本会議の方にはイベント直前のてんやわんやの状態で時間を割いていただきましたので、今後こちらからも情報拡散など協力できることがあればさせていただ きます、とお礼を言っておきました。義家議員事務所にも、不首尾には終わりましたが、ありがとうございました、とお礼の電話を入れておきました。
それにしても、FJの創刊号に関して触れた時の反応の良さには、ちょっと驚きました。これまでであれ ば、SNSがどういうものであるか、FJにはどういう人間が集まっているか、それをくどくどと説明しなくてはいけなかったのに、今回はまるで創刊号がそのまま名刺代わりです。自分たちがどのような場に集まっている人間であるか、一発で理解しても らえたと言う感覚を味わいました。
秘書さんだけでなく、義家先生ご自身も読んで下さったのではないかと期待しましたし、他の事務所でも、少なくとも自民党と保守系の議員事務所では、一度は 目を通して下さったのではないかと。そこまで考えた時に思い当たったのですが、創刊号は中川先生の追悼特集で、表紙が中川先生なんですよね。保守の議員で あれば、読みもせずにゴミ箱に捨てられるはずも無い…。
そう思って、胸がいっぱいになりました。目に留めてもらい読んでもらえたとしたら、それは中川先生のお陰です。刊行物なんて、山のように届くのだろうか ら。その中で、開封されたときに中川先生の笑顔が出てきたら、保守の議員ならきっと手に取って少しでも読んでくれるはずです。だからこそ、結果として創刊号が名刺代わりになった。 中川先生が裏書をくれた名刺だ、と。
どこかの掲示板でこの創刊号の表紙や追悼特集の事を取り沙汰して、「FJは中川さんの名前を使って故人ビジネスをしている」と揶揄している、と聞いて、本 当に悔しい嫌な気持ちになったことを思い出しました。あの日の衝撃から何とか立ち直ろうと、みんながそれぞれ胸の破れるような思いで書いた追悼の言葉、創 刊号だからこそどうしても中川先生を表紙にしたいと思ったという事務局の頑張り、それに応えてただで写真を準備してくれた産経の人の温情、それがなぜ、故 人ビジネスなんて薄汚い揶揄を受けなくてはいけないのか。コンチクショウ。
もう何とでも言え、と思いました。ほんの千冊二千冊の創刊号が、故人ビジネスになると本気で思うなら、勝手に思えばいい。自分の勝手な見方は、違います。
中川先生は、FJにお力添え下さったのです。中川先生を残したかった自分たちの気持ちが、中川先生の表紙になり追悼特集になり、その中川先生の表紙が保守 の議員さんたちに「捨てないで、ちょっとだけでも読んでやってくれよ…」と言って下さったのです。そして中を読んでもらえたら、追悼特集もある、先生方の 寄稿もある、選挙を通しての保守派の国民の感想や、ネットの分析もある。きっと保守の議員さんたちには、何かひとつくらい心に留めてもらえたものがあった んだろうと、自分はそう思います。
結果として、中川先生が創刊号をFJの名刺にして下さった。
中川先生、ありがとう。
事務局さん、ありがとう。
あの日自分と同じように泣きながら追悼日記を書いたFJのみんな、ありがとう。
ここまで
(会員有志:匿名希望 特記のみ事務局追記、ほか原文まま)
◆謝辞◆
FJ創刊号の表紙に中川先生のお写真が使用できたのは、中川事務所のご配慮、そして地元後援会のFJ会員の尽力、中川婦人のご厚意、その上での産経新聞か らの社内決定を受けての画像提供があって初めて達成されたものです。その社内決定を頂くまでにも何度もの折衝が必要でした。
机など、見える場所に置いてくださっている方もいるとも聞きました。それは一重に中川先生のお力によるものだと思います。中川先生に感謝すると共に、使用 許諾に快く対応してくださった関係者各位に感謝いたします。
また、掲載内容、記事原稿に至っては、快く掲載を許可してくださった著作人格権を有する会員有志、並びに本来であれば仕事で原稿を書かれることもある公人 の方々のご寄稿の結集したものであります。
再度、お礼を述べさせてください。
皆様に、ありがとうございます。
◆ご報告◆
文中にあるため、「子ども手当の廃止を求める請願」を準備中であり、ほぼ完成状態にあることを報告させて頂きます。
また外部サイトとも連動し、実際のデモで請願書が使用される予定です。完成に至っていないため、報告が遅れておりますが、近日中に報告させて頂きます。
同様に、文中で名刺という言葉が使われておりますが、まさに試験的にFJ公式名刺をデモ参加者の一部に発行しております。
(印刷費のみ各自負担、データ作成のみ支援)
FJでは全員に現実での活動を要求しているわけではありませんが、実際に動こうとする人間のサポートを行っていきたいと考えています。
こちらからの一方的な思い入れに過ぎないとは知りつつも、中川先生が後押ししてくださったようで、とても嬉しい報告でした。その「後押し」をいただいた分 だけ、恥ずかしくない活動をしていかなくてはならない、と決意を新たにしています。
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