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2010年5月9日(日曜日)

口蹄疫が依然として猛威をふるっている。

 

このところ、口蹄疫のことに一喜一憂を繰り返している。ゴールデンウィークもほとんどを東京で過ごした。

農水省、消費安全局(動物衛生課)の面々もそうである。

宮崎から夕方航空便で口蹄疫感染の疑いのある牛、豚の検体が送られてくる。それを国立感染病センターに届けて、すぐにCPAの検査を始める。

10年前に口蹄疫が日本に発生したときには、検査に4,5日はかかったそうだが、今では5時間ほどで口蹄疫に感染しているか、そうではないかの検査結果がわかる。

 

5日の子供の日は大変だった。

検体が、鹿児島、大分など思いがけないところから持ち込まれる。

畜産農家は九州は勿論、北海道まで皆が口蹄疫に恐れおののいて、固唾を呑んで見守っている状況にある。

かつて私も牛、豚を飼っていた経験があるだけに痛いほどわかる。

集会は勿論、畜産農家は結婚式にも参加を控えているほどに神経質になっている。

 

口蹄疫は恐ろしい病気だ。

空気でも感染するウイルス、牛、豚のインフルエンザで発症すると牛は涎を垂らし、口に潰瘍ができて餌を食べることができなくなる。豚は足のひずめが割れて立てなくなってしまう。

英国ではかつて400万頭の牛豚を殺処分して、2兆円の国費を投じたと言われている。

 

幸い、今朝までの検体の検査結果は、当初発生した川南町と海老名の20キロの移動制限範囲内に口蹄疫の発症はとどまっている。

封じ込めの対策は一定の効果を上げていると言える。

それでも牛の殺処分だけで4488頭、豚だけで5万7638匹と大変な数に昇る。

それを石灰でまぶして土中に埋めてしまう。獣医さん60人に自衛隊100人の応援も得て大車輪で作業は進めているものの、埋設場所の確保にも支障きたしてきている。

現場の混乱は避けられないものの、それでも、さすがに畜産関係者は総力をあげて必死で頑張っている。

 

昨日あたりから検体の持ち込みも封じ込めの制限地区からがほとんどで、その結果も川南町でも陰性の反応がボツボツでてきた。

このまま川南町など封じ込めの地域だけの発症に終わって欲しい。

祈るような気持ちだ。

 

韓国の農水省のミン第一次官(日本では副大臣)から電話をいただいた。

「山田さん、日本も口蹄疫が発症して大変ですね。韓国もそうです。日韓で協力いて感染経路、対策などについて検証、検討を始めましょう」

「望むところです。今は日本では感染を抑えることに総力を挙げていますが、必ずお互いに一緒にこの問題はとりくみましょう」

ミン次官とは先般クロマグロの交渉で訪韓した際に、ご招待を受けて意気投合した間柄である。

韓国も、制限地域内3キロの牛豚はすべて殺処分にするなど封じ込め作戦を展開しているがうまく封じ込まれていない。

中国もそうである。

 

一昨日、鳩山総理にも私から現状を報告させていただいた。

「・・・・このまま封じ込めればいいのですが、畜産農家も大変でしょう。私から財務大臣、総務大臣にも特別交付金も含めて、畜産農家が再び再開できるように十分な支援をするように話しておきます」

ありがたい指示をいただいた。

 

明日、赤松農水大臣が宮崎県庁を訪ねる。

農水省も畜産農家が安心できるような万全の対策を打って行く。

 

 

 


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