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アフリカ変える “チーター世代”
(NO.2885)
植民地支配から独立して50年。アフリカが今、世界経済を牽引する「新興パワー」として急成長を遂げている。しかし、その原動力になっているのは天然資源を狙う中国やインド、欧米からの「外資マネー」。社会で格差が拡大し、アフリカでは「第二の植民地化」を危惧する声も上がり始めている。そんな中、チーターのようなスピードで変革を目指す新世代のアフリカ人、「チーター世代」が活発に動きはじめている。留学し、欧米企業でキャリアを積んできたチーターたちは、金融危機の影響で欧米でのビジネスが縮小していることもあり、アフリカに戻り、チャンスを見いだそうとしているのだ。しかし、いざ起業しても「援助漬け」の体質や、教育水準の低さなど様々な壁が立ちはだかる。チーター世代の挑戦を通じて、真の自立を目指し、変わろうとするアフリカの姿を描く。
ジョージ・アイッティーさん(アメリカン大学経済学部教授)
- 2010年 4月22日(木)放送“民意”をどうつかむのか
- 2010年 4月 1日(木)放送決まるか 普天間移設案
- 2009年 7月16日(木)放送ウイグル暴動 ~中国の“誤算”~
- 2009年 6月 4日(木)放送天安門事件20年 中国・民主化の行方
- 2009年 3月10日(火)放送“初めての派遣” ~ソマリア海賊対策・浜田大臣に問う~
文化遺産は誰のものか?
~高まる“文化財ナショナリズム”~(仮題)
(NO.2886)
先月、エジプトの首都カイロに、中国、インド、シリアなど文明発祥地の国々を中心に25カ国が結集し、海外に流出した文化遺産の返還を話し合う初めての国際会議が開かれた。大英博物館所蔵のロゼッタ・ストーンや、ルーブル美術館が所蔵する古代エジプト時代の貴重な天文図など、主に帝国主義の時代に西欧諸国に持ち出された文化財を、一致団結して取り戻すことを決議した。背景には、「原産国」が急速に経済成長を遂げ、その声を「現保有国」の欧米諸国も無視できなくなったという、世界構造のパラダイムシフトがある。文化遺産は「人類共通の財産」か、それとも「原産国固有の財産」か。高まる「文化財ナショナリズム」と、それにより生じる波紋と模索の最前線を追う。
河野 俊行さん(九州大学大学院法学研究院教授)
- 2010年 4月19日(月)放送シャトル退役 揺れる宇宙戦略
- 2010年 4月14日(水)放送宇宙から温暖化を監視 人工衛星“いぶき”
- 2009年12月 7日(月)放送核密約 ~岡田外相に問う~
- 2009年 9月 3日(木)放送シリーズ政権交代(3) 日本外交の行方は
- 2009年 3月10日(火)放送“初めての派遣” ~ソマリア海賊対策・浜田大臣に問う~