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【社会】

大神輿、将門と競演 神田明神 鎮座700年

2010年5月10日 朝刊

都心を練り歩く神田明神大神輿と将門神輿(左奥)=9日午後、東京・大手町で(圷真一撮影)

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 神田明神(東京都千代田区)の「大神輿(みこし)」が都心を練り歩く神田祭が9日、行われた。同明神に平将門が祭られた1309(延慶2)年から700年になったのを祝おうと、「将門神輿」も加わった。

 2基の神輿は原則的に2年に1度、担がれるが、出番が1年ごとに食い違い、回るコースも別々だった。過去に2基が同じ年に繰り出したことはあったが、同じコースを一緒に巡ったのは初めて。

 一行は午前9時に神田明神を出発。「セイヤ」の声に包まれながら、銀座や大手町を通過した。夕闇が迫る中、神田明神に戻り、観客も交えた一本締めで幕を閉じた。

 

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