酒を飲んで自転車に乗り、歩行者にけがをさせて逃走したとして四谷署は7日、台東区の会社員の男(31)を重過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で書類送検した。
送検容疑は、09年12月25日午後10時20分ごろ、新宿区四谷1の歩道で酒気を帯びた状態で自転車を運転し、川崎市の40代の男性会社員に衝突し、そのまま逃げたとしている。男性は右足骨折など1カ月半の重傷を負った。
同署によると、男は会社の忘年会で飲酒した後だった。「酩酊(めいてい)していて歩行者に気が付かなかった。自転車通勤はやめる」と供述しているという。【町田徳丈】
〔都内版〕
毎日新聞 2010年5月8日 地方版