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W杯誘致、決勝会場に 北ヤード"球技場"を申請 平松市長 

 大阪市の平松邦夫市長は7日、日本サッカー協会が誘致を進めている2018、22年ワールドカップ(W杯)に、JR大阪駅梅田北ヤードに建設を検討している新球技場を会場として追加申請した。

 同日開かれた「大阪駅北地区大規模球技場誘致検討協議会」で申請書類に平松市長が署名し、同協議会副会長の鬼武健二・Jリーグチェアマンに手渡した。国際サッカー連盟(FIFA)の基準ではW杯の開幕戦、決勝戦は8万人以上の競技場が必要。新球技場は仮設を含めて約8万3000人と国内で唯一基準を満たすため、大阪市が開幕戦、決勝戦の候補都市となる。

 しかし、新球技場は事業主体や建設費の工面など不確定な部分が多く、平松市長は「市として財政負担は一切しない。球技場が実現しなかった場合は、日本協会が責任をもって代替地をFIFAと話してもらえるということで申請した」と語った。

 2018、22年のW杯には日本のほかイングランドなどが立候補しており、各協会は14日、FIFAに招致ブックを提出することになっている。

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