阪神・北摂
猪名川流域の風物紹介 川西の2団体が冊子製作
冊子「猪名川今むかし」を手にする高橋さん(左)と楢原さん=川西市役所 |
明治から現代までの猪名川流域の風景、暮らしを紹介した冊子「写真が語る 猪名川今むかし」を、NPO法人「川西再発見」(高橋悟代表)と市民グループ「流域ネット猪名川」(楢原朋子代表)が作成した。収録した写真は約130枚。楢原さんは「猪名川のことをもっと知ってほしい」と話している。
両グループは川西市や猪名川流域に住む市民らで構成。猪名川を生かしたまちづくりなどに取り組んでいる。昨年、猪名川の写真展を同市内で開催。その後、失われつつある貴重な写真をまとめる計画が持ち上がった。流域の50〜90代の約20人から写真を提供してもらうなどした。
冊子は「子どもと川」「鮎と川」「荒れる川」など大きく7テーマで構成し、昔の写真には現在の写真などを添えた。1963(昭和38)年に水面が凍って、男性らがスケートしている様子や、知明湖底に沈んだキャンプ場など、今では見ることができない風景も多い。川を利用した遊泳場ではしゃぐ子どもたちや、友禅染の水洗い作業など生活と密着した写真もある。
A4判53ページ。川西市と猪名川町の小中学校や、流域自治体の公共施設などに配布。非売品だが、協賛金として800円以上を支払えば入手できる。川西再発見TEL072・774・7560
(川口洋光)
(2010/05/07 09:15)
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