[PR]
ニュース:事件 RSS feed
「自宅で飼おうと」ハクチョウ捕まえ卵握りつぶす 容疑の男を書類送検
長崎県警大村署は7日、ふ化直前の卵を抱いていたハクチョウを捕まえ、卵を握りつぶして割ったとして、鳥獣保護法違反の疑いで長崎県大村市古賀島町の無職の男(86)を書類送検した。
送検容疑は、4月20日午前8時50分ごろ、大村市水主町の水路で、巣の中の卵3個を割り、親鳥1羽の首にロープをかけて捕獲した疑い。
住民が「男がハクチョウを抱えている」と110番。男は住民らに取り押さえられ、ハクチョウは無事だった。同署によると「カメを捕りに行ったが、ハクチョウがかわいかったので、自宅の池で飼おうと思った」と話している。
ハクチョウは昨年も同じ場所に巣を作ったが、水に漬かったため卵がかえらず、今年は巣が浮くように発泡スチロールを設置するなど、周辺住民がひなの誕生を心待ちにしていた。