グラナドスが王座奪取宣言！２メートルのリーチで内山倒す…１７日・ＷＢＡ世界Ｓフェザー級戦

　◆報知新聞社後援　プロボクシングＷＢＡ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ（１７日、埼玉・さいたまコミュニティアリーナ）　チャンピオン・内山高志（ワタナベ）に挑戦する同級１３位アンヘル・グラナドス（ベネズエラ）が９日、成田空港着の航空機で来日。１８５センチの長身挑戦者は「内山はとてもいい王者だが、ＫＯ、判定にこだわらず私が勝つ。ベネズエラのため必ず王者になる」と両手をいっぱいに広げて２メートル近い驚異のリーチを誇示した。

　初来日のグラナドスは「聞いていた通り、日本はきれいで感じがいい」と上機嫌。「内山対策で７５ラウンドのスパーリングを積んできた。減量も全く問題ないし、体調もいい」と不敵な笑みを浮かべると、「得意なパンチ？　全部だよ」とワンツーから左フック、左アッパーにつなぐコンビネーションを披露した。

　挑戦者陣営は「グラナドスには持って生まれた才能と運がある」とアピール。「長谷川（穂積）も名城（信男）もチャンピオンじゃなくなっただろ。次は内山の番だ」と王座陥落が続く日本勢攻略に自信をのぞかせた。