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◆プロボクシング10回戦 ○内藤大輔(5回 2分12秒KO)リエンペット・ソー・ウィラポン●(9日、東京・後楽園ホール) 元WBC世界フライ級王者で同級4位の内藤大助(35)=宮田=が、王座返り咲きへ好発進した。スーパーフライ級契約のノンタイトル戦で、リエンペット・ソーウィラポン(22)=タイ=を5回で撃破。昨年11月の亀田興毅(23)=東日本協会=との防衛戦で敗れて以来、約半年ぶりの再起戦をKOで飾った。次戦は現王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(32)=タイ=との対戦が有力視される。戦績は36勝(23KO)3敗3分け。
内藤は健在だ。おなじみの入場曲、C―C―Bの「Romanticが止まらない」に乗せて161日ぶりにリングに登場。5回、右フックで初ダウン、右ボディーで2度目のダウンを奪った。立ち上がった相手に連打を浴びせた瞬間、レフェリーがストップをかけ、終了のゴングが響いた。
実戦は判定負けで王座陥落した昨年11月の亀田興毅との防衛戦以来で、白星も昨年5月のV5戦の熊朝忠(中国)戦から約1年ぶり。序盤は硬さが目立ち、4回にバッティングで左目上を切り、流血する泥臭い展開に。「世界戦と同じくらい緊張した。格下相手で周りに『倒して当たり前』と思われる。やりにくかった」とぼやいたが、「これに勝たないと次がないから」と苦笑いした。
「亀田にリベンジしたい」と今年1月に現役続行を表明したが、ベルトを奪っていった興毅は3月に初防衛に失敗。目標は自然と単なる雪辱から王座奪還に定まった。
再起戦は本来のフライ級から1階級上のスーパーフライ級で臨んだ。「いいね、スーパーフライ。スタミナが切れる感じがなかった」と転級をほのめかす一方、右構えのソーウィラポンとの対戦に「サウスポーの方がよかった」とも語った。
今回、マッチメークした当時、正規王者だった興毅、暫定王者だったポンサクレックはともにサウスポー。再起戦を世界戦を想定したものにしたかったのだろう。次戦に関し「ゆっくり考える」と明言を避けたものの、現状は年内にもポンサクレックとの5度目の対戦が有力だ。
4月27日に誕生した次男を「暉(てる)」と命名したことが明かされた。「うれしいし、気持ちも変わってくる」と力を込めた。新境地を迎えた「国民の期待」を背負う男はまだ止まらない。
◆内藤の今後 スーパーフライ級転向も示唆した内藤だが、フライ級にとどまり、現王者ポンサクレックとのタイトルマッチが現実路線と言えそうだ。ポンサクレックの初防衛戦で、挑戦者を選択できる興行権を持つ宮田ジム・宮田博行会長(43)は、開催時期や場所は未定ながらも「次はうちのジムの選手でやる。オプション(興行権)は行使する」と明言した。内藤は次戦で世界挑戦が可能だが、「あくまでも本人の気持ち次第」としている。
(2010年5月10日06時01分 スポーツ報知)
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