ついにやった!
今日ヤフーニュースを見ているとびっくりするような記事にお目にかかりました。
何のことかと言うと↓です。
この記事の概要は、
今年4月に京都の大学院を修了した学生(が、内定先の会社に就職するため
東京に上京し、4月から勤務していた。
ところが入社して一日目から何かと理由をつけられ待ったく仕事を与えられず、
反省文を朝から晩まで無理矢理書かされるようになった。
そして何かにつけ「落ちこぼれ」などと皆の前で罵倒、叱責され、その度に反省文を
追加で書かされる毎日。
そして入社して9日目、勤務が終了して自宅に帰ろうとすると担当上長から呼ばれ、
突然「解雇」を言い渡す。
その男性が拒否すると「じゃあ給料だけ貰って居直るのか」、「一生反省文だけ書いていたいか」
と恫喝、仕方なく退職を余儀なくされた。
以上です。
実はこの突然クビを言い渡され、労働審判を起こそうとしている男性というのは僕です。
何の気なしに、ヤフーニュースに目を通していると、どこかで聞いたような話があるな、
いや僕の事例とそっくりじゃないか、と思っていたら僕でした。
辞めるように迫られたときは本当にびっくりしました。
辞めるよう迫ってきた私の担当上長は、人事権も持っていて僕の面接も担当した人なのです。
会社側はいつも私たちに「入社しても3年は絶対辞めるな」と言っていたので、その会社が
こんな形で解雇してくるとは夢にも思わなかったです。
この神戸と東京に本社を置く自称「日本とアジアのお助けマン」の会社は昨年、
他の企業が内定取り消しをして批判を浴びたため、こんなやり方を取ったのです。
つまり、批判を避けるため一度採用してすぐに本人に退職を迫る、その日が
採用後14日以内であればその日までの給料しか払わなくて良いと言うことです。
相談に乗ってくれた弁護士先生の話によれば、
なんとも卑劣な手ではないでしょうか。
会社を辞めさせられた後、自分で色々調べてくるにつれ会社の意図が分かってきて
怒りと悔しさでやりきれなくなりました。
両親もかなり心配しており、毎日のように電話してきています。
僕は長男で父親は定年間近ですので、本当に深刻です。
相談に乗ってくれた弁護士先生の話によれば、
最近こういった手口を取る会社が増えており、僕の場合は反省文でしたが、トイレ掃除や
小中学生のドリルをずっとやらせる会社もあるそうです。
一人の弁護士が相談された事例だけで数件あるので、
全国規模で考えれば同じ目に遭った人が多くいるはずです。
何とか会社に一矢報いなければならない、そう思った僕は親と相談し、
「労働審判」を起こすことに決めました。
「労働審判」とは民事訴訟を簡略化、迅速化した裁判で、かなり低予算で申し立てできます。
労働審判と同時に、私は新聞各社にタレコミ、先日毎日新聞の取材を受け、
そしてそれが上記のヤフーニュースになったということです。
第一回目の記事だったので明るい話題にしたかったのですが、
ヤフーニュース、毎日新聞で掲載されたので嬉しく思い、このネタにしました。
明日からクビを宣告されてからの僕の闘争記をお伝えいたします。
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