ツイッターで災害情報提供へ
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ツイッターで災害情報提供へ

5月9日 4時33分

総務省消防庁は、地震や津波など、大規模災害の発生時などに、住民に正確な情報を速やかに伝えるため、インターネット上に短いメッセージを書き込めるツイッターを使って災害情報の提供を始めることになりました。

ことし2月、南米チリの沿岸で起きた巨大地震による津波では、大津波警報に加え、太平洋沿岸など広い範囲に津波警報が出され、原口総務大臣は、大規模災害を想定した情報提供のあり方について、総務省消防庁に検討を指示しました。これを受けて、消防庁は、住民に正確な情報を速やかに伝えるため、インターネット上に短いメッセージが書き込めるツイッターを使って、災害情報の提供を始めることになりました。具体的には、大規模災害の発生時などに、ツイッターで、消防庁が入手した情報を発信するほか、住民に誤った情報が広がっている場合には、あらためて正確な情報を発信することなどを検討しています。消防庁は、今月中旬をメドに運用を始めることにしており、原口大臣は、ツイッターでの情報提供について「情報化社会で、瞬時に国民に情報が広がる中、大規模災害時には、行政もこうした情報提供が必要だ」と説明しています。