05/09 17:45 更新
水揚げされた魚の霊を弔い、海の恵みに感謝する供養祭が、福岡県篠栗町で行われました。篠栗町の南蔵院で行われた「おさかな供養祭」は、水揚げされた魚の霊を慰め、漁師たちの航海の安全と大漁を祈願するもので、今年で28回目です。供養祭では、「さば大師」と「魚藍観音」の前でお経があげられ、参列した福岡鮮魚市場など市場の関係者や漁業者らおよそ300人が焼香しました。供養祭に先立ち、恒例の塩さば5200匹が無料で配られ、参列者たちは「ありがたい」、「大漁だ」などと話し、受け取っていました。