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【MLB】イチロー2安打2打点、マリナーズは泥沼8連敗

5月9日15時45分配信 ISM

【ワシントン州シアトル、8日】シアトル・マリナーズのイチロー外野手はこの日、本拠地セーフコ・フィールドで行われたロサンゼルス・エンゼルス戦に1番ライトで出場すると、4打数2安打、2打点、1四球の活躍で打率を.315に上げた。5番・指名打者で先発したエンゼルスの松井秀喜は、延長10回に日米通算1500打点目、決勝打となるタイムリーを放つなど、5打数2安打、1打点で打率を.237に上げている。マリナーズは、終盤のチャンスを逃した後、エンゼルスに延長に入って勝ち越しを許し、3対4で敗戦。ついにホーム8連敗となった。

 5回までに3点をリードされたマリナーズだが、5回裏、イチローの2点タイムリー三塁打で1点差とすると、6回には、マイク・スウィニーの適時二塁打で同点。イチローの三塁打が、完全に流れを呼び込んだ。

 しかしながら、終盤に入ってマリナーズはまたしても拙攻の連続。7回は2死一、三塁、8回は2死二、三塁、9回は2死満塁のチャンスを逃すと、マリナーズは流れを失っている。

 イチローの執念が勝ちを引き寄せたはずだった。5回2死一、三塁で打席に立つと、左翼線にヒット。打球が芝生と土の境目でイレギュラーするツキもあって、左翼手がフェンス際の打球を後方に逸らすと、三塁打に。2人の走者が相次いで生還すると、マリナーズは23イニングぶりにスコアボードに得点を刻む。翌6回は、2死二塁のチャンスでスウィーニーがタイムリー二塁打。またも2死からのヒットで、連敗中の流れを断ち切ったかのように見えた。

 エンゼルスは9回、この回からマウンドに上がったフェルナンド・ロドニー投手の乱調もあって、2死満塁としたが、指名打者マイク・スウィーニーがカウント2-3まで粘ったのち、観客層立ちの中、8球目を打ってセカンドゴロに倒れている。

 屈辱的なホーム8連敗は、セーフコ・フィールドに移ってからワースト記録タイ。キング・ドーム時代を含めれば、マリナーズは1989年8月16日から9月10日まで、ホームで11連敗を喫しており、これが最長となっている。

 ところで、延長10回に勝ち越しヒットを放ったのは松井。1死一、二塁の場面で打席に立つと、カウント2−3からの6球目、真ん中やや外寄りのボールを逆らわずにレフト前に流し、同時に日米通算1500打点を記録した。

最終更新:5月9日15時45分

ISM

 

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