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シンガー・ソングライター岡本真夜(36)が8日、都内で15周年記念ライブを行い、上海万博PRソングに盗用された疑惑で注目を集めるヒット曲「そのままの君でいて」を騒動後初めて披露。ファンが大合唱するなど盛り上がりをみせた。周囲は相変わらずのピリピリムードだったが「(私は)今、ちょっと時の人」と笑わせるなど、一連の騒動に関して初めて自ら口を開いた。
岡本はライブ冒頭、2曲目を終え「みなさんに初めにお伝えしないといけないことがあります」と盗作騒動について自らの口で語り初めた。
静まりかえる250人のファンを前に「ご存じの通り(私は)今、ちょっと時の人みたいな感じ」と話すと一瞬、笑いに包まれた。「ご心配ご迷惑をかけてすみません」と謝罪し「いろんな人が励ましのメッセージをくれてうれしかった。今回の件は事務所にすべて任せてありますので、全然大丈夫です。ホームページでコメントを出したかったのですが、ちゃんと顔を見て伝えたいと思い今日になってしまいました。全然元気なんで楽しんでいただければ」と心配するファンに語りかけた。
ライブ中盤では「ノリのいい曲をいきます。皆さんもぜひ歌ってください」と、渦中の「そのままの君でいて」を騒動後初披露。観客は手拍子をして口ずさみ、サビでは岡本が手振りで大合唱を求めるなど盛り上がりをみせた。
デビュー15周年の集大成らしく、会場からは「真夜ちゃん、ありがとう」「最高」の声が飛び交い「最近私のことを知ってファンクラブに入られる方もいて感謝してます」と今回の騒動を機に増えたファンに呼びかけた。
アンコールの最後では「『そのままの―』のアンサーソングを歌います」と「また会おうね また会えるよね」を熱唱。「くじけそうな時、君の笑顔思い出すよ」と現在の心境を表すような意味深な歌詞の歌で公演を締めくくった。
岡本は白いワンピースに水色のカーディガンを羽織り、終始明るい表情で15曲を熱唱した。
この日、岡本は午前中に会場入りしたが、集まった報道陣に姿を見せない厳戒ムード。所属事務所は「現時点では進展がありませんので、新たな動きが出ましたらご報告させていただきます」とのコメントを発表した。
「そのままの―」は騒動直後に音楽配信サイト・レコチョクの「着うたフル」で5位を記録。ベスト盤発売を26日に延期し緊急収録するなど、人気が急上昇した。
◆上海万博PRソングの盗作騒動 3月30日の発表直後から、中国国内のネット上で岡本真夜の「そのままの君でいて」に酷似していると話題に。4月中旬に日本で盗作疑惑が報じられ、万博側は暫定的に曲の使用を停止。19日に万博事務局が岡本側に楽曲の使用申請をして岡本側も快諾した。だが、22日に作曲者が盗作疑惑を否定、その後、岡本の所属レコード会社が作曲者を批判するなど騒動は収まっていない。現地の報道では開幕後、PRソングは一度も使用されていないとも伝えられている。
(2010年5月9日06時03分 スポーツ報知)
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