KTS 鹿児島テレビ

　合併で誕生した姶良市の始めての市長選挙がきのう行われ、開票の結果、元加治木町長の笹山義弘（ささやまよしひろ）さんが初当選を果たしました。

　姶良市長選挙はきのう投票が行われ、即日開票の結果、２万１１８２票を獲得した元加治木町長の笹山義弘（ささやまよしひろ）さんが、元姶良町長の城光寺俊和（じょうこうじとしかず）さんに２０００票あまりの差をつけて初当選を果たしました。
　投票率は、６８・６９％でした。
　笹山さんは、小学生までの医療費の無料化や過疎地域に予算を傾斜配分することなどを公約にして支持を広げました。

　アメリカ軍普天間基地の県内への移設を反対する集会が、２５日鹿児島市で開かれ、民主党の川内博史衆議院議員が、「徳之島と馬毛島への移設は絶対に無理である」との考えを明らかにしました。

　これは２５日鹿児島市で開かれた「アメリカ軍普天間基地の県内への移設反対県民集会」で述べたものです。
　川内議員は「脅威の抑止力にならない沖縄の海兵隊は、グアムのテニアンへ移すべきなのではないか」と前置きした上で、移設候補地として浮上している徳之島や馬毛島ついて、「徳之島と馬毛島への移設は絶対に無理である」と述べました。
　この問題に関しては、政府が名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設するとした当初の日米合意案に近い形の修正案をアメリカ側へ水面下で打診していることが明らかになっています。

　宮崎県で発生した口蹄疫の感染を防ぐため、鹿屋市の畜産農家は、２５日から農場への消毒剤散布を始めました。

　鹿屋市は口蹄疫への対策として、全ての畜産農家に消毒液を配布しています。
　１３０頭の乳牛を飼育している酪農農家では、事務所付近や農場に入る車に消毒液を散布したり、農場の全ての入口に粉末の消毒剤をまき、感染防止を図っていました。
　口蹄液のウイルスは感染力が強く、畜産農家は「１頭でも発生すれば大変な事態になる」と危機感を募らせています。

　姶良、加治木、蒲生の３町が合併して誕生した姶良市の市長選挙は、２５日、投票が行われていて、即日開票されます。

　姶良市長選挙には、元加治木町長の笹山義弘さん（５７）と、元姶良町長の城光寺俊和さん（６５）の、いずれも無所属の２人が立候補しています。
　投票は、市内５８カ所で行われていて、姶良市選管によりますと、午後５時現在の推定投票率は、６０．２７パーセントとなっています。
　投票は、一部の投票所をのぞいて午後７時で締め切られ、午後８時半から開票が行われることになっています。

　２５日未明、鹿児島市のコンビニエンスストアで、男が店員に刃物を突きつけ現金を奪って逃走しました。
　警察では強盗事件として捜査しています。

　２５日午前５時頃、鹿児島市真砂町のファミリーマート真砂店で、男がレジにいた男性店員に刃物のようなものを突き付け「金を出せ」と脅しました。
　店員がレジの現金およそ３万円を渡すと、男は徒歩で逃げたということです。
　店員にけがはありませんでした。
　警察によりますと、男は年齢が２０歳から３０歳位で、身長が１７０センチほどの痩せ型、黒っぽい服を着てマスクをしていたということです。