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「自立した防衛力必要」 田母神俊雄氏が『田母神大学校』刊行 (1/2ページ)

2010.3.31 07:53
このニュースのトピックス安全保障
田母神俊雄氏田母神俊雄氏

 「日本は侵略国家ではない」とする論文をめぐって更迭された元航空幕僚長で軍事評論家の田母神俊雄氏(61)が、精力的な執筆活動を続けている。2月には16冊目となる単行本『田母神大学校』(徳間書店)を刊行、さまざまな問題に“田母神節”で切り込んでいる。

 「政治の第一目標は国家と国民の自立。戦後、自民党はそれを怠り、国民は国への依存を深めていった。子ども手当も高校無償化もそうだが、民主党は今、国家の衰退に向かって総仕上げに取り組んでいる」

 更迭から1年数カ月。普天間飛行場移設問題で揺れる日米同盟や軍拡を進める中国、北朝鮮関係…と外交・安全保障だけでも課題は山積。「民主党は自民党以外の案にしたいだけで、国家観や歴史観を欠いている」と手厳しい。

 「冷戦後、大国同士が軍事力を使って戦争する可能性は限りなく低くなった。だが、軍事力を背景とした外交戦争や経済戦争が起きている。国際社会の『腹黒』な国々と渡り合うには、自立した防衛力が必要不可欠」と強調する。

 古巣・防衛省の統合幕僚学校では4月から、校長時代に設立した「歴史観・国家観」講座の廃止が決まったばかり。「誠に残念。命をかけて国を守る自衛官にこそ、自国の歴史に誇りを持ってほしかった」と悔しさをにじませる。

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田母神俊雄氏

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