知る×つながる=動きだす カナロコ 神奈川発コミュニティーサイト

ログイン

新規登録

  • お問い合わせ
  • たびたびある質問
  • サイトマップ

退職者ら中心の「街おこし協力隊」、紙飛行機で活気づくりに一役/川崎

2010年5月6日

 ソーシャルブックマーク  (ソーシャルブックマークとは)

この記事のコメントを見る

 企業などの退職者が中心となり、知識や技能・技術を生かして川崎市内の商店街などの話題づくりや課題解決に貢献しようと昨年10月に発足した「街おこし協力隊」の活動が本格化してきた。連休最終日の5日には、中原区のモトスミ・ブレーメン通り商店街で、隊員指導による「紙飛行機飛ばし」のイベントが行われ、好天の下、約80人の子どもたちが楽しんだ。

 隊からは4人が参加。仮設テント内の“工房”ではコピー用紙などを使って折り方を指導。その後子どもたちは、自分の名前を書いた紙飛行機を2階ほどの高さから飛ばし、滞空時間を競った。会場には「飛んだ~!」「あ~、落っこちた~」と、歓声と笑い声が飛び交った。祖母と参加した男児(6)は「家でも作るけれど、今日はよく飛んで楽しかった。また作りたい」と笑顔で話していた。

 隊には現在46人が登録しており、これまでにもイベントの受け付けや舞台作り、交通量調査や経理などの支援を行っている。7人いるコーディネーターの代表・土井司さん(70)は「今回のイベントは隊から提案して実現し、参加者が皆楽しんでくれてよかった。隊ではエコ活動や情報発信、ホームページ作りなど、テーマごとにグループをつくって企画を検討している。まだスタートしたばかりだが、いろいろと提案し、街の元気に貢献したい」と抱負を語った。

 隊を支援し事務局を置く川崎商工会議所の酒井一郎中小企業振興部長は「年配者の生きがい、商店街を訪れる人たちとの交流、商店街の活気、そうした相乗効果を期待している」と話している。街おこし協力隊の問い合わせは同部電話044(540)3904。

神奈川新聞の関連記事


この記事へのコメント

この記事へコメントする

コメントを投稿するにはログインが必要です。

これまでも これからも 神奈川新聞社創業120周年

神奈川新聞購読のお申し込み

神奈川新聞 1週間無料お試し

企画特集【PR】