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2010年04月22日 21:04更新

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韓国の忠清北道忠州市で豚6頭が口蹄疫に感染、全国に拡大

 韓国の農林水産食品部は22日、21日に届け出られた3か所からの口蹄疫感染疑いの報告を受け、精密調査を行った結果、忠清北道忠州市(チュンチョンボクド・チュンジュシ)の養豚場、で口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある豚6頭と仁川市江華郡佛恩面(プルウンミョン)の牛農場から口蹄疫の陽性判定が出たと明らかになった。韓国の東亜日報が報じた。

 農食品部は口蹄疫に感染した忠州の農場は、豚1,000頭を飼育していて現在感染の疑い10頭のうち6頭が口蹄疫陽性と判明。農場から半径3km以内の偶蹄類の家畜(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)対象に1万2,640頭に対し、緊急に殺処分している」と話した。

 政府当局の感染拡大防止対策にもかかわらず、これまでよりさらに内陸部での感染例となった。

 韓国の鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相は、農林水産食品相や保健福祉家族相ら関係閣僚を集め、感染拡大防止の対策会議を開き各地方自治体にも首長を責任者とする対策本部を設置した。

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