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宮崎県で口蹄疫発生か＝和牛３頭、国内１０年ぶり

  • 2010年 4月 20日  12:10 JST
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　宮崎県は２０日、和牛農家の牛３頭が悪性家畜伝染病である口蹄（こうてい）疫に感染した疑いがあると発表した。確定すれば、国内での発生は２０００年以来１０年ぶりとなる。問題の農家が飼育している牛１６頭はすべて、家畜伝染病予防法に基づき同日中に処分される見込み。感染牛は出荷されず、仮に感染牛の肉を食べても人体に影響はない。

　県畜産課によると、今月９日に口の中がただれた牛が１頭いることが分かったのに続き、１７日には同様の症状のある別の２頭を確認。遺伝子検査の結果、３頭とも口蹄疫が疑われることが分かった。感染確定にはさらに検査が必要という。

　宮崎県と農林水産省は２０日、それぞれ対策本部を設置。専門家の意見を聞いた上で、同日中に牛や豚を移動させることを禁止する移動制限区域を、感染が疑われる農家を中心に一定の範囲で設定する。区域内の市場は営業停止とする方針。

　東国原英夫知事の話　間違った認識、風評が怖い。人体に影響はなく、市場には出回らないということを知ってほしい。　

［時事通信社］

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