岡本真夜があの曲披露！Ｍステに１４日生出演

上海万博の公式ＰＲソングへの盗作疑惑が発覚して以来初めて、「そのままの君でいて」を歌唱した岡本真夜 Photo By スポニチ

　上海万博の公式ソング盗作騒動で注目を集めるシンガー・ソングライターの岡本真夜（３６）が８日、東京・六本木のスイートベイジルＳＴＢ１３９でファンクラブ限定ライブを開いた。万博側に盗作されたとされる９７年の曲「そのままの君でいて」を、４月中旬からの騒動以降、初めて歌唱披露。自らを「時の人？になっているみたい」と話し、ファンの爆笑を誘った。

　この日はデビュー１５周年を記念したライブで、昼夜２公演。花柄のワンピースに水色のカーディガンを着て登場。２曲を歌い終えたところで「皆さんに１つ伝えておきたいことがあります」と語り出した。

　「ご存じの通り、ちょっと時の人？みたいな感じになっちゃってるんですけど…」と苦笑いすると、ファン約２５０人で埋まった会場から大爆笑。さらに「ご心配、ご迷惑おかけしてすみません。いろいろと励ましのメッセージなどをいただいてうれしいです」と続けた。

　盗作に関しては「事務所に任せてます」と述べるにとどめ、万博事務局とのやりとりや経過については具体的に触れなかった。その上で「私は曲をつくり、皆さんにお届けすることが大事だと思ってます。普段通り、全く心配ないのでご安心ください」と話した。

　４月中旬に中国でインターネットへの書き込みで盗作が指摘され、日本でも同１６日ごろから騒動に。以来、騒動に関して口を開いたのも初めて。「ホームページでコメントを出したかったんですが、（ファンの方の）顔を見て伝えたいと思い、きょうになってしまいました」と説明。「全然、元気なんで」と右手でピースサインを作り、笑みを浮かべた。

　「そのままの君でいて」は９曲目に披露。「もっと元気に行きましょう！」と、あおりながら歌い始めると、手拍子が鳴り響いた。最後のサビでも「せーの！」とファンにマイクを向け、終始笑顔で歌いきった。

　続けてヒット曲「ＴＯＭＯＲＲＯＷ」も披露。１５曲目のラストは「そのままの君でいて」のアンサーソング「また会おうね　また会えるよね」でしめた。

　騒動を気にして歌わなかった「そのままの…」はこれで解禁。１４日にはテレビ朝日「ミュージックステーション」に生出演して歌う。

[ 2010年05月09日 ]