デブ犬・ガジロウが行く

続き…

…歌手になります。私の子供達には、死んでもこういう仕事につかせたくない。でも私はもういちど歌手になりたい。矛盾しているようですけれども、これがいまの私のいちばん正直な気持ちなんです。いまから何年後かに…省略…


…居間にはデビュー以来切り抜いてきた私のアルバムや、写真集が置いてあります。そこへ私の息子や娘がやってきて聞くんです。


『ママー、これなぁに？』
『これはね、ママがいちばんがんばって生きてきた時代の写真よ』
といっていろんなことを話してやります。するときっと彼らはいうでしょうね。『いいなぁ、私もやりたいな』
その時、私はきっとこわい顔して、
『あなたはダメなのー』って、どなるでしょう。

そぅ、あの時の父みたいに。
松田聖子。『青色のタペストリー』1982年12月15日発行。


聖子さんは、悩んだ結果…芸能界入りを、許しました☆反対を押し切って、聖子さんも芸能界に入ったから…

みんなが、年を重ねて行く人生の中で、若い頃気付かなかった色々な事を、気付かされるよね！
また繰り返す事も、人生のおもしろところだと思うな。


今回は少し長い～


聖子＆トシ


続く。