と、九州での週末旅行の顛末を家に帰ってきて家族にすると、

言われてしまいました

こんなことやあんなことと

ほんの一部ですが(笑)

最後に空港まで送っていってもらう直前に行った庭園の前の

お土産やさんで買い込んでいったお土産の袋を

普通に車の座席に置いてきちゃって、

namiママに駐車場と空港を2往復もさせてしまったり…

はしゃぎっぱなしの、久しぶりの一人旅。

もうお腹いっぱい、笑いっぱなしのしゃべりっぱなし。

心を満タンにさせてもらえた2泊３日の素敵な時間でした 

例年、いつも3月くらいに有給を取らせてもらってリフレッシュするのですが、

今年は研修があるから…

なんて言われ、

上司の研修やら有給を優先したり、

他のスタッフの仕事の引継ぎやらなんだかんだ…

で、その中で辞めることを決めたせっちゃんの後釜探しや…

いろいろ気になること満載で、

何をやってるのか混乱してきて、

頭の上に

オタオタ

という、吹き出しがついてまわるような動きを繰り返すワタシに

たつや君が

すぎじろうさん、休みをとってください！

と、みかねて船をだしてくれた

どこにいこうかな、と思ったときに

東に行って、逢いたい人、

西に行って、逢いたい人、

が浮かんだ。

でも、東に行って逢いたい人がたくさんいたんだけれど、

東京支店がある以上、

東に行くと完全に仕事から離れて考えられない気がして、

よし、西に行こう！と、

namiママに逢いに行っちゃいました

一緒にドキュメンタリータッチの番組をテレビで見ながらも

同じような視点で登場人物や状況を分析していたり、

全く違う業種で働いていながらも

同じような状況に陥ったり、同じような方向で解決していってたりで

話しても話しても、話題がつきない

ものすごいシンクロ率。

でも、今回の旅で、密着していて思ったことは

千手観音のようにたくさんの手を、

そしてその手が常に止らず、動いているんだけれど、

この人は自分のために動かすことは本当にミニマムで

常に誰かのために動いている。

そこがワタシとなによりも違うと。

ビールを飲んで、くつろぎモードの夜に

前任校の生徒さんからのSOSの電話が入れば、

うん、うん、うん、そう、辛かったね。

うん、うん、そうなの。

コンビニの中で、 

歩きながらでもちゃんと聞いてあげて、

そのトラブルを解決するために次の電話をしながら

翌日の朝ごはんのパンなどを選ぶ…

同時に、ワタシと飲みなおすためのつまみを選ぶ…

ひっきりなしに娘さんの部活の送迎シフトの連絡メールが入ってきても

それを置いておいて、ワタシをひっきりなしにもてなしてくれ、

一緒に味見したはちみつも、

知らない間に←　車に置き忘れたお土産をとりに行ってくれた上に紛れ込ませてくれていた

ワタシのお土産用になっていたり。

馬肉の串焼きを食べさせてくれたときに

わさびをつけて食べるのがおいしいねー、

なんて、ぬけぬけと言うワタシに

ゆうちゃんと２人で柚子胡椒だよ、と突っ込んでくれた翌日は

お土産やさんでいつの間にか柚子胡椒を買ってくれていたり。

とにかく相手に負担をかけないようにという心配りが

あまりにもさりげなくて、

その優しさについつい甘えてしまって、

２泊３日、まるまる独り占めさせてもらっちゃいました。 

シンクロ率高いけど、

人に対する優しさとか心配りが、雲泥の差…、と気づいた。

2泊目の夜に

リビングでテレビをみながら、うとうととしてしまった

namiママがあまりにも可愛くて、無防備で

寝ましょうか、と声をかけるまでのしばらくの間、

ついつい見とれてしまった

ああ、ワタシが男だったらぎゅーって抱きしめちゃうかも(笑)

隣でパパが晩酌しながらテレビを見ていたとしても

無関心をよそおっている風のパパが隣にいるからの無防備なのか

ああ、もうかわいい 

空港で手荷物のサイズと同じくらいにちっちゃくなっていたななちゃんと

おんなじレベルで、愛おしさ満開のnamiママに、

随所に太郎と同じ匂いをぷんぷんとさせてくれるゆうちゃんも

本当に愛おしくて。

そんな一家に染まって、ひっかきまわすワタシを、

いらっしゃい、と普通に受け入れてくれ、

お風呂屋さんで、パニクって知らない人のサンダルと一緒に自分の靴を

押し込んで鍵をかけてしまうワタシをさらっと止めて、流してくれるパパ。

ありがたいです

いろんなところを案内してくれて、

美味しいものを片っ端から食べて、

いろんな景色をみて、思ったことは、

なんて大地にしっかり根付いているんだろう、ということ。

神社にも庭園にも、お城にも

本当に綺麗な澄んだ水が脈々と流れていて、

その中でもワタシの目を引いたのが、大木。

お城の前の銀杏は有名らしく、札も立っていたりするけれど、

それよりも門前の樹齢６００年（だったはず…）の楠木。

ちっとも疲れを感じさせないすくっと大地に根付いた感の大木。

水って大事だな、と改めて思う。

土の下を、見えないけれども脈々と流れている感じが

大地を、木を、人を、景色を潤している。

まるで、愛情のようで。

ひとつのところでとどまっていると、

それは濃くなりすぎて、にごってきてしまうかもしれないけど、

見えないところで脈々と流れて、いろんな人の間を流れて潤し

吸い上げ、また隣に流して…

薄まったり濃くなったり浄化したりしながら、

いろんなところを通過して、帰ってくることでまた

自身も潤されて。

久しぶりの一人旅で、

ちょっとした不倫旅行気分の(笑)

コイビトに逢いに行く気分で出かけて

やっぱりワタシの帰るところは家族のところで、

一週間まるまる遊んだら、身体が仕事をしたがってきて

仕事し始めたら、胃が激痛に襲われて即行医者に行く羽目になり(笑)

なんのためのリフレッシュ？！なんて一瞬思ったり 

でも、ワタシの手はまだまだ自分のために使っているし、

人のために使う手もまだまだ空いていて

それ以上にたくさんの手がワタシには差し出してもらえていて、

樹齢６００年の木の魂が

ワタシに教えてくれる、

流れるようにしか、ことは流れない、って。

デジカメのバッテリー切れで

結局携帯でとることになりましたが(笑)

実は西に行くことを決める前に

東に行くなら、行ってごらんと勧められたパワースポットが

明治神宮の中にある加藤清正の井戸、だったんだけど、

ワタシの中では東京の井戸、くらいにしかインプットされていなかった(笑)

で、旅行から帰ってきて

相方に、

ところで加藤清正っていつの時代の何をした武将なの？

と、聞いたところ

豊臣秀吉に恐れられた豪将で、

何をしたわけでもないが、その強さゆえに恐れられて自分で

九州に退いた武将、と知る。

ほら、東京に行くならってパワースポットで教えた井戸は

加藤清正の井戸やん、ということで

東に行っても、西に行っても、

加藤清正にまつわるパワースポット、だったようです

おまけに東に行くなら会いたいな、と思っていたお姉さまの一人が、

ワタシがそんなことを思っていたことも全く知らなかったのに 

仕事復帰した週の金曜日に

今、出張で大阪来てるんだけど、

仕事が終わってから新幹線の最終に乗る前にでも一杯飲めない？

と、メールが

なるようにしかならない。

ながれのままに。

そんなことを思っているうちに、終わってしまった4月でした

まとめて書いたら、長くなってすみません…

最後まで読んでくださったかた、ありがとうございます 

Last updated  May 2, 2010 15:51:22
コメント(8) | トラックバック(0) | コメントを書く